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なつかしの「タイタニック」です(~o~)。

しかし、私はどちらかといえば苦い思い出しかありません。

「タイタニック」がブームになる前からデカプリオやブラピーなど映画スターやロックミュージシャンのポストカードを扱っていました。

しかし、その前にスーパーモデルのブームがあり、むしろケイト・モスやシンディ・クロフォードのポストカードの方が売れていたくらいです。

ところが、ある日突然、「タイタニック」のヒットでてんやわんわの大騒ぎになりました。

そして、お決まりのパターンですが、我も我もといろんな業者が「タイタニック」のポストカードを扱いはじめたのです。もうそうなれば、あとは荒れるに任せるしかありません。

程なく「タイタニック」のブームが去ると、彼らも商品を放り投げまるでくもの子を散らすように立ち去って行ったのでした。後に残ったのは見るも無残なほど荒れ果てた市場だけでした。

昨今、益々その傾向が強くなっている気がします。メーカーや輸入元はもっと自分達の商品を大事にしてもらいたいと思うのですが、やはり、背に腹は変えられないのでしょうか。
2005.09.27 Tue l 仕事 l top ▲
最近、いやになるほどスパムメールに悩ませられていました。

サイトでメールアドレスを公開しているため、ある程度はやむを得ないことだとは思っていますが、先週あたりから異常に増えて1日に数百通も届くことがありました。数えたら1時間に50通も届いていたこともありました。大半はアダルトサイトのダイレクトメールです。

サイトでは複数のメールアドレスを使っていますので、その分、届く数も多くなるのだと思いますが、それにしても異常です。

もちろん、メールソフトやサーバーなどで受信拒否の設定をしていますが、彼らはその都度アドレスを変えて送ってくるため、イタチごっこなのです。

ただ、セキュリティソフトなども活用して手間を惜しまずにひとつひとつ受信拒否の設定を行った結果、数日前から1日に20通くらいまで減ることができました。

そんな中、見慣れぬメールが1通混じっていました。某雑貨系検索サイトに登録しているサイト宛てに送信されたメールで、送信元はそのサイトに登録している有志の方々でした。

私はまったく承知していなかったのですが、その検索サイトが7月から更新されてなく、中には、有料広告を出すために広告料を送金したにもかかわらず広告が掲載されないというケースも発生していたようです。しかも、サイトの管理人ともまったく連絡が取れない状態がつづいていたのだそうです。

そのため、サイトに併設されていた掲示板で有志の方々が情報交換し協力して事態を把握した、その報告のメールでした。

メールや電話ではまったく応答がないので、直接管理人宅を訪問して郵便受に手紙を投函したところ、後日、郵便物を取りに来たご家族の方から連絡があったそうです。

ご家族の話によれば、管理人は不慮の交通事故で怪我して入院しているのだそうです。ご本人は事故により精神的にかなりのショックを受けており、退院しても身体に障害が残る状態なのだとか。

それを受けて登録サイトの有志の方々が手分けして登録しているサイトに報告のメールを送信したというわけです。1500通送信したと書いていました。

当ショップの場合、ただ登録していただけで半ば放置しているような状態でしたので、かえって恐縮するくらいでした。それに、このメールは、なんら連絡をしなかった(実際はできなかったのですが‥‥)サイトの管理人を非難するというより、突然、連絡が取れなくなった管理人を心配して何とか事態を把握しようとしていた有志の方々の様子が伺える内容で、最後に「とりあえず無事であることが確認できて安心しました」と書いていました。

ネットは悪意の塊だと言われますし、事実、そういった面は否定できないと思います。さしずめスパムメールなどはその最たるものでしょう。また、極々少数ですが、お買い物をしていただいたにもかかわらず、代金を払っていただけず、連絡も取れなくなるお客様もいらっしゃいます。

言うまでもなくネットといえども世間の延長なのですが、ややもすれば世間以上にネットに対しては斜に構えて見るようなところがあります。でも、こんな善意も存在しているのだと思うと、なんだかホッとした気持になりました。
2005.09.26 Mon l ネット・メディア l top ▲
独立し自分で商売をはじめて今月でまる12年、来月から13年目に入ります。

思えばよくぞここまで来たもんだという感じです。

先日、旧知の業界関係者と久しぶりに会う機会があったのですが、やはり出てくるのは思い出話でした。

その中で、「風とともに去りぬ」ならぬ「ブームとともに去りぬ」と言った人がいて、思わず苦笑せざるを得ませんでした。

雑貨の業界というのはわりと簡単に参入できる面があり、それがまた業界を活性化させる要因にもなっているのですが、一方で非常に業者の入れ替わりが激しい業界でもあります。

そんな中、ブームとともにやって来てブームともに去って行く業者がいるというのです。ブームがはじまるとその商品を持ってやって来るけど、ブームが去って行くといつもの間にか姿が見えなくなるというのです。

また、ある雑貨屋の店長は、素人の業者ほど流行りものとキャラクターに走ると言ってましたが、それもよくわかる話でした。

これは何事においても同じだと思いますが、やはり、自分のスタイルを確立しそれを貫くということが大事ではないでしょうか。

商売にモノマネは付きものですが、いつまでもモノマネのままではやがて「ブームとともに去りぬ」ことになってしまうのではないでしょうか。

しかも、ネットショップの場合、お買い物されたお客様の個人情報を持って去って行くことになるわけですから、お客様も決して他人事ではないと思います。

これも前のブログで書きましたが、ネットショップにありがちな大風呂敷に惑わされずに、そのショップがちゃんとした商売の”経験”や”実績”に裏打ちされているかどうか、しっかり見極める必要があるのではないでしょうか。
2005.09.24 Sat l 仕事 l top ▲
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シールとは別にこういった大判のステッカーも扱っていた時期がありました。当時はタツゥーのシールも扱っていました。まだ今のようにタツゥーのシールがでまわる前でした。

他にもブリキの灰皿やシュガレットケース、中にはガンビーのビニールの人形というのもありました。また、アメリカから輸入したお香やハワイアンジュエリーを扱っていたこともあります。

これらの商品はシールを卸していた雑貨屋さんとは別にストリート系のアクセサリーショップなどに卸していました。

これも前のブログで書きましたが、金原ひとみさんが芥川賞を受賞した「蛇にピアス」の中に私が扱っていたお香が出てきます。もしからしたら渋谷や恵比寿あたりのアクセサリーショップで買っていたのかもしれません。

私は蒲田にも仕事で通いはじめてかれこれ20年近くになりますが、ある日、蒲田の西口にあるキャバレーの前で、突然、黒色のスーツを着た男性に声をかけられたことがありました。

「久しぶりですね~」
「‥‥」

一瞬、これは新手のキャッチセールスかと思い、無視して立ち去ろうとする私に彼はさらに声をかけてきました。

「シール屋さんですよね?」

数年前まで渋谷のアクセサリーショップでときどき顔を合わせていた業者の男性でした。彼は、シルバーアクセや合法ドラッグと呼ばれていた”芳香剤”など扱っていたちょっと異質の業者でした。

どうして今、こんなところにいるのか訊いたところ、その後商売がダメになったので、「元の仕事に戻った」というのです。もともと近くに住んでいて夜の蒲田の街で働いていたらしいのです。

「またなにかやりたいですね。今度はやっぱネットですよね」
と人なつっこい笑顔で言ってましたが、もう既にネットで何かはじめているかもしれません。
2005.09.12 Mon l 仕事 l top ▲
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当時扱っていた国産のポストカードの中ではこのペーター佐藤さんのパステル画のカードが一番の人気でした。私もとても好きなカードでした。

ペーター佐藤さんといえば、一般的にはミスタードーナッツのイラストやパルコのポスターでおなじみのイラストレーターですが、残念ながら10年前に40代の若さでお亡くなりになりました。

私も個人的にかなりの数のカードを持っていたのですが、年賀状に使ったり人にプレゼントしたりして現在手元に残っているのは数種類だけになってしまいました。

佐藤さんのカードからは80年代のパルコやポパイに代表される都会的で洗練された当時の雰囲気が伝わってきます。バックに流れるのはやはりユーミンでしょうか。

カードやポスターは佐藤さんが運営されていたペーターズギャラリーで直接お作りになっていましたので、すごく丁寧で贅沢な作りになっています。佐藤さんご自身がアメリカで活動されていたことがあるので、ポストカードやポスターに対してのこだわりがあったのかもしれません。

現在も原宿にあるペーターズギャラリーで販売されていますので、お近くに行かれた際はお立ち寄りになってみては如何でしょうか? (サイトによれば、ネット通販もはじめるみたいです)
2005.09.06 Tue l 仕事 l top ▲
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下北沢の駅は狭くて人が多くいつも混雑しているので乗り降りするたびに憂鬱になります。また、車でシモキタ(下北沢)に行くと道は狭く一方通行ばかりで、いつも車で来たことを後悔するはめになります。

そのためか、今、シモキタでは幹線道路の建設や駅前再開発の計画が持ち上がっているようです。

シモキタ住人(?)による秀逸なサイト下北沢のページではシモキタのことを「歩いて楽しめる町」と呼んでいますが、たしかに、車で行くには不便だからこそ「歩いて楽しめる」シモキタの魅力があるといえなくもありません。

以前、シモキタの商店街の通りでファッションショーが行われたことがありました。そのとき、如何にもシモキタらしいなと思いました。

シモキタの魅力はなんといっても路地にあるのです。シモキタは路地の街といってもいいかもしれません。路地を曲がるたびにまるで玉手箱のようにいろんな店が目の前に現れる、そんな街を散策する楽しみがあります。

幹線道路が建設されて駅前にロータリーができると、バスに乗るには便利になるでしょうが、でも、シモキタがどこにでもあるようなただの街になってしまう心配はないのでしょうか?

シモキタには本多劇場やスズナリなど小さな劇場が多く、演劇の街というイメージがありますし、また、個性的な雑貨屋さんも多いのですが、一方、シモキタは安くて美味しい食べ物屋さんが沢山集まっている街でもあります。私にはむしろそっちのイメージの方が強いくらいです。

この”安い”というのがシモキタのキーワードかもしれません。雑貨にしても自由が丘や原宿にあるような高級な店は少なく、お手頃なアジアン雑貨を扱う店が多いのも特徴です。

一時古着のブームがありましたが、あれもシモキタあたりからはじまったように思います。同じ路地裏でも、ウラハラ(裏原宿)のような、あの手のブランド信仰とは無縁な街です。

いつまでもシモキタがシモキタであらんことを願うばかりです。
2005.09.03 Sat l 東京 l top ▲