朝5時すぎ、ふと眼を覚ましたら、点けっぱなしなっていたテレビから、ピンポーン!とニュース速報を伝える音が聞こえました。上体を起こして、テレビ画面に目をやると、「イスラム国 後藤さん殺害動画をネットに投稿」というテロップが流れてきました。それで、あわててチャンネルをNHKに切り替えると、既に緊急ニュースがはじまっていて、スタジオで外報部の記者が動画について説明していました。また、手元のスマホで常岡浩介氏のTwitterにアクセスすると、「最悪だ」という書き込みがありました。

私は、後藤さん殺害の動画はあまりにも痛ましくて最後まで観ることができませんでしたが、しかし、私たちはこの事態を正面からしっかり見ておく必要があるでしょう。

自国民が人質に取られているにもかかわらず、ただ傍観するしかなかった政府。「我が国はテロに屈することはない」「この卑劣な行為を断じて許すことはできない」とバカのひとつ覚えのように同じセリフをくり返して、テロリストを挑発しつづけた総理大臣。ヨルダンに下駄を預けた(預けさせられた)政府に対して、「懸命に努力をしている」「全力で取り組んでいる」とヨイショするだけのマスコミ。そこにあったのは、おためごかしの(無責任な)常套句と危険な火遊びだけでした。しかも、「ひとつになろうニッポン!」というわけなのか(?)共産党までもが政府批判を封印するあり様でした。

まったく最悪です。
2015.02.01 Sun l 社会・時事 l top ▲