いつの間にか毎日の生活の中でメールは結構大きな存在になっています。

私の場合、仕事の関係もあってPCのメールも全て携帯に転送するようにしているのですが、そのため、1日で大体70~80通のメールが届きます。それこそしょっちゅう携帯のバイブが鳴っている感じです。

しかし、それでも「メールが来なくてさみしいな~」と思うことがあります。

というのも、仕事関係は別にして、プライベートなメールが少ないと、なんだか疎外されたような気持になるからです。

私自身、携帯メールに関しては結構マメな方だと思います。メールが届いたらなるべく早く返事を出さなければ、と思います。まして、返事を出さないなんて考えられません。

よく忙しくて返事が出せない、という話を聞きますが、1行か2行のメールを打つ時間さえないのだろうか、と不思議でなりません。

だから、返事がもらえないとすごくショックで、無視されたような気持になります。

最近も何人かの友人にメールを送ったものの、まるで申し合わせたみたいに誰からも返事が来ないのです。1日経っても2日経っても3日経っても誰からも返事が来ません。

もしかしたら何かのトラブルで彼らのアドレスが着信拒否になっているのではないかと、思わず携帯の設定を確認したくらいです(笑)。

ところが、実際に会ってみると、メールの返事を出してないことなどおくびにも出さずに、いつもと変わらない態度なのです。それで、私の方も、結局、どうして返事をくれないのか、と言い出せないままで終わってしまいました。

ただ、世の中には私と同じようにメールにこだわる人もいるのではないでしょうか。

ある女性は付き合っていた彼からメールが来なくなったので、もし2週間経ってもメールが来なかったら別れようと思い、とりあえず2週間待ったのだそうです。しかし、結局、メールが来なかったので、別れのメールを送ったと言ってました。

あまりにも無謀な、という声もあるかもしれませんが、私は彼女の気持がよくわかります。

たかがメールと思うなかれ、あえてそう言いたい気がします。
2006.05.27 Sat l 日常・その他 l top ▲