私は、昨夜のフジテレビ「SMAP×SMAP」は見てないのですが、どうやらキムタクを除く4人がジャニーズ事務所に詫びを入れ、解散を回避する結論になったみたいです。シナリオどおりと言えますが、これほど「怖い、怖い、芸能界」を象徴する光景はないでしょう。

まるで文化大革命のときの“反動分子“さながらに、公衆の面前で”自己批判”させられた4人は、今さらながらに芸能界におけるジャニーズ事務所の威力を見せつけられ、恐れ戦いたのではないでしょうか。「やっぱり5人が揃った姿を見たかった」「解散が回避されてよかった」と喜ぶSMAPファンはどこまでアホなんだと思います。

昨夜の”謝罪”は、自分たちの冠番組のなかで生中継するなど前代未聞の出来事でしたが、本来なら記者会見するのが筋でしょう。リテラが言うように、ほかのテレビ局が怒ってもおかしくないのです。でも、どこも批判しない。それは、ジャニーズ帝国のタブーがあるからにほかなりません。

リテラ
飯島マネージャーをひとり悪者にしてSMAP存続、独立撤回! 中居たちもキムタク同様、裏切り者になるのか

リテラが書いているように、これでキムタクを除く4人もジャニーズ事務所の庇護の下に戻るので、彼らに対する報道も再びタブーになり、ジャニーズ帝国のタブーが及ばない人物はひとりだけになったのです。言うまでもなくそれは、今月末でジャニーズ事務所を退社する飯島氏です。シナリオどおり、これから飯島氏ひとりを悪者にした幕引きがおこなわれるのでしょう。

中居らは飯島氏を見捨てるのか。それでいいのか、とリテラは書いていましたが、彼らの義憤はどうなったのかと思います。

考えてみれば、SMAPのメンバーは既に40すぎのおっさんです。そんなおっさんたちが”少年”を演じているのです。10代の初めから芸能界に入りアイドルを演じてきた彼らは、私たちが想像もできないくらい幼く世間知らずなのかもしれません。そう考えれば、最初から芸能界の魑魅魍魎の相手ではなかった。彼らがドン・キ・ホーテになるのは運命付けられていたように思います。

それにしても、私たちは、今回の騒動で、あらためて芸能マスコミのていたらくを見せつけられた気がします。それは、独立した芸能人が干されるタブーだけではありません。故・北公次が『光GENJIへ』(1988年・データハウス)で暴露したようなジャニーズ事務所の”暗部”に対するタブーが、一般紙も含めたマスコミ全体をおおっていることがよくわかりました。本来なら”少年愛”を裏コンセプトとするようなジャニーズ事務所の体質が指摘されてもおかしくないのです。『光GENJIへ』で告白されていた、つぎのような北公次少年とジャニー喜多川氏とのセックスシーンが、今回のスキャンダリズムなき報道の白々しさをよく表わしていると言えるでしょう。

・・・と思ったけど、あまりにも生々しくおぞましいので割愛します。(興味のある方はネットでググッてみてください)

SMAPファンもアホだけど、ジャニーズの横暴を批判できないマスコミもそれに負けず劣らずアホなのです。
2016.01.19 Tue l 芸能 l top ▲