今日のスポーツ各紙は、ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川氏が、9月解散説が再び飛びはじめているSMAPについて、「解散をきっぱり否定した」という記事をいっせいに掲載していました。

日刊スポーツ
SMAP解散説否定…ジャニー社長「絶対ないです」

「僕は、命にかけても…。SMAPは、わが子と同じですから。彼らは僕に相談なしで、とかくするはず、絶対ないです。心配は、全然ないです。解散なんて冗談じゃない」


「小学校のころからやっていて、向こうも(ジャニー氏を)親と同じように思っている」(略)「彼らが僕を信じている以上に、僕も彼らを全面的に信じていますから。ピンからキリまで、うそをついていたって、何をしたって、すぐ分かっているんですよ。何かあれば、こっちに来ますよ。もともと、そんな(解散の)気持ちは毛頭ないですよ。みんな含めて」


ジャニー喜多川氏はそう言うのですが、じゃあ、騒動以来今まで沈黙していたのはどうしてなのか?、どうして今になって突然こんな発言をするのか?という疑問はぬぐえないのです。それに、SMAPとしての活動が事実上停止している現状を考えれば、今回の「親心をにじませたような」発言は矛盾しているように思えてならないのです。

ジャニー喜多川氏のこの発言は、世間に対してというよりメンバーに対しておこなったものであって、真意は別にあるように思えてなりません。私には、この発言は、あらためて、解散なんかさせないぞ、解散したら芸能界では生きていけないぞ、というメンバーに対するメッセージのようにしか思えないのです。芸能界のオキテに照らせば、そう解釈するのが自然な気がします。

そもそも今回の騒動は、SMAPにとって、去るも地獄、残るも地獄、解散も地獄だったのです。ジャニー喜多川氏の発言は、文字通りそれにトドメを刺すものと言えるのではないでしょうか。

ジャニー喜多川氏が言うように、小学生のときから芸能界に入っているメンバーたちは、40をすぎたとは言え、それこそ世間知らずのとっちゃん坊やにすぎないのです。芸能界の魑魅魍魎たちが相手では、最初からドン・キホーテになるのは目に見えていたのです。だからと言って、芸能界の外で生きることなんて、とてもできないでしょう。これからもやくざな芸能界で、蛇の生殺しのアイドル人生を生きるしかないのです。中高年になってもなお、アイドルを演じなければならないというのは、考えようによってはこれほど悲惨なことはないでしょう。


関連記事:
SMAP解散騒動の真相
「SMAP解散」と芸能界の魑魅魍魎
『芸能人はなぜ干されるのか?』
2016.05.05 Thu l 芸能 l top ▲