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シールとは別にこういった大判のステッカーも扱っていた時期がありました。当時はタツゥーのシールも扱っていました。まだ今のようにタツゥーのシールがでまわる前でした。

他にもブリキの灰皿やシュガレットケース、中にはガンビーのビニールの人形というのもありました。また、アメリカから輸入したお香やハワイアンジュエリーを扱っていたこともあります。

これらの商品はシールを卸していた雑貨屋さんとは別にストリート系のアクセサリーショップなどに卸していました。

これも前のブログで書きましたが、金原ひとみさんが芥川賞を受賞した「蛇にピアス」の中に私が扱っていたお香が出てきます。もしからしたら渋谷や恵比寿あたりのアクセサリーショップで買っていたのかもしれません。

私は蒲田にも仕事で通いはじめてかれこれ20年近くになりますが、ある日、蒲田の西口にあるキャバレーの前で、突然、黒色のスーツを着た男性に声をかけられたことがありました。

「久しぶりですね~」
「‥‥」

一瞬、これは新手のキャッチセールスかと思い、無視して立ち去ろうとする私に彼はさらに声をかけてきました。

「シール屋さんですよね?」

数年前まで渋谷のアクセサリーショップでときどき顔を合わせていた業者の男性でした。彼は、シルバーアクセや合法ドラッグと呼ばれていた”芳香剤”など扱っていたちょっと異質の業者でした。

どうして今、こんなところにいるのか訊いたところ、その後商売がダメになったので、「元の仕事に戻った」というのです。もともと近くに住んでいて夜の蒲田の街で働いていたらしいのです。

「またなにかやりたいですね。今度はやっぱネットですよね」
と人なつっこい笑顔で言ってましたが、もう既にネットで何かはじめているかもしれません。
2005.09.12 Mon l 仕事 l top ▲