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武蔵小杉駅~立川駅~青梅駅~武蔵五日市駅~仲の平~【槇寄山】~仲の平~武蔵五日市駅~拝島駅~立川駅~武蔵小杉駅

※山行時間:約4時間(休憩含む)
※山行距離:約7.5キロ
※標高差:530m
※山行歩数:約17,000歩
※交通費:3,850円


昨日(8日)、槇寄山(1188m)に登りました。槇寄山は二度目です。槇寄山は、笹尾根にあるピークで、大沢山を経て三頭山へ縦走する(あるいは逆に三頭山から下山する)のによく使われる山です。

早朝5時に家を出て最寄り駅から武蔵小杉、武蔵小杉から南武線で立川、立川から中央線で青梅、青梅から青梅線で武蔵五日市に行きました。

武蔵五日市駅に着いたのは7時1分でした。武蔵五日市駅からは、いつものように数馬行きのバスに乗ります。バスは7時20分発です。しかし、駅前のバス停には、既に10人くらいが待っていました。そのあとも列のうしろに並んでいましたので、全部で20人以上はいたと思います。そのなかで、ザックを背負ったハイカーは8人でした。前回、槇寄山に行ったのはやはり昨年の12月でした。そのときと比べれば、ハイカーの数が多いように思いますが、やはり天気が良くて暖かったからかもしれません。昨日は、奥多摩でも気温が15度くらいまで上がり、絶好の登山日和でした。

笹尾根自体は、これで5回目です。まさに困ったときの笹尾根なのでした。田部井淳子さんではないですが、特にこの季節になると、冬枯れの笹尾根を歩きたいと思うのでした。

ただ、今回も馬頭刈山のときと同じように、午後の早いバスで帰りたいと思ったので、それを前提にコースを決めました。帰りのバスは、13時20分と14時50分、そのあとは15時台がなくて16時10分です。何度も言いますが、この季節の山は15時を過ぎるともう暗くなってしまいます。それに、自宅に帰るまで2時間半から3時間近くかかるので、14時50分のバスで帰っても、帰宅ラッシュに遭遇してしてしまいます。登山帰りの帰宅ラッシュはちょっとつらいものがあります。

その結果、目標どおり13時20分のバスで帰ることができました。13時20分のバスは、前回の馬頭刈山のときに帰りに乗ったバスと同じ便でした(馬頭刈山の帰りに利用した「和田向」も、同じ路線のバス停です)。「和田向」が14時2分でしたので、「和田向」は、武蔵五日市駅から見て40分手前にあるバス停ということになります。

檜原街道沿いには、このように三頭山に向かって左に笹尾根、右に浅間尾根の登山口が点々とあります。私自身も、今まで入山時や下山時に7~8くらいのバス停を利用したと思います。

「仲の平」のバス停で降りたのは、今回で三度目です。「仲の平」は、終点の「数馬」のひとつ手前のバス停です。今回も途中から乗客は私ひとりになりました。「仲の平」に着いたのは、8時半前でした。武蔵五日市駅からは1時間ちょっとかかりました。

もうなじみのバス停なので、身支度をすると、勝手知ったる道という感じでいつもの道を笹尾根にある西原峠に向けて歩きはじめました。

昨日は霜も降りてなかったので、落ち葉も乾いたままで、文字通り落ち葉の絨毯の上をサクサク音を立てながら気持よく歩けました。途中でザックをおろして10分くらい休憩したのが返ってよかったみたいで、前回より20分くらい早く西原峠に着きました。

西原峠から槇寄山の山頂まで5分もかかりません。三頭山の方向に坂をひと登りすると山頂です。

槇寄山に登ると、予想通り冬空の彼方に富士山がくっきり姿を現していました。山頂には既に老夫婦が休憩していましたが、「どうしてラーメン食べないの?」「食べたくないんだよ」と口喧嘩をしていました。奥さんは明るい人ですが、旦那は逆に挨拶もしない暗い感じの人でした。「どうしてラーメン食べないの?」と言っていたのは奥さんの方です。「あなたはいつもそうなんだから」と不満たらたらの様子でしたが、しかし、こうやって連れだって山には来ているのでした。

二人はすぐに下りて行きましたので、あとは写真を撮ったり、どら焼きを食べたりしてひとりの時間を満喫しました。今回は、サーモボトルに温かいお茶を入れてきました。山頂では寒いので、温かいお茶がいいだろうと思ったのですが、昨日はそんなに寒くなかったものの、山に温かい飲み物を持って行ったのは正解でした。

帰りは、今回は笹尾根を30分くらい歩いて、数馬峠(上平峠)から下りました。数馬峠という峠は何故かいくつもあるので、このように括弧で山梨側の地名も付けられているのです。途中の田和峠からも富士山がよく見えました。田和というのも、山梨県の上野原側にあるバス停の名前です。当初、上野原の方へ下りようかと思ったのですが、上野原の方は一日に2便しかバスがなくて、もっと不便なのでした。

数馬峠までの笹尾根は前も歩いたことがありますが、前に歩いたときは霜が残っていてかなりぬかるんでいました。しかし、昨日は霜もなくとても快適でした。やはり、冬枯れの笹尾根はいいなあとしみじみ思いながら歩きました。なんだか子どものときに祖父に山の下刈りに連れて行かれたときに見た風景と似ている感じで、そのときのことが思い出され、涙が出そうになりました。

数馬峠(上平峠)から「仲の平」に下る道は、今回が初めてでした。この道は、守屋地図によれば、「往時の重要な交易路の一つだった」そうです。つまり、武州と甲州を結ぶ道のひとつだったのです。笹尾根にはこういった峠越えの道がいくつもあります。

下りの道はとても歩きやすいし、明るいところも多くて、私がいつも使っている(今回も登りで使った)道よりも全然いい感じでした。前に数馬峠で休憩していたら、この道から女性のグループが登ってきたことがあったのですが、私もこれからはこの道を使おうかなと思いました。昨日も男性がふたりベンチで休憩していましたが、彼らもこの道を登って来たのかもしれません。

ちなみに、今回、山で会ったのは、槇寄山の老夫婦とこの男性二人組だけでした。

しばらく下ると、大きな伐採地の上に出ました。この伐採地は、私が登った道からも見上げることができて、あそこに登りたいなと思ったばかりでした。伐採地の上に立つと、奥多摩の山の景色が目に飛び込んできました。目の前に何も遮るものがないので、三頭山や浅間尾根の稜線を手を取るように見ることができました。

最後に樹林帯のなかの急登を下ると、南秋川の川岸にある廃墟と化したキャンプ場に出ました。朽ちたバンガローがいくつも立っていて、炊事場の跡も残っていました。橋を渡って坂を登ると、檜原街道のバス停からすぐ下りたところに出ました。なんだここが登山口だったんだと思いました。なんだか灯台下暗しのような気持になりました。

初めて来たとき、バス停の近所の人から「この道を進んで一番上の家の横から登るんだよ。川の方に下りたらダメだよ」と言われたのですが、「川の方」というのはここのことだったのでしょう。もしかしたらその頃は昨秋の台風19号の被害がまだ残っていたのかもしれません(奥多摩は台風19号の被害が甚大で、未だ通行止めになっている登山道も多いのです)。

バス停に着いたのは、12時40分でした。予定より20~30分早く着きました。

今回は、8キロのザックを背負って登ったのですが、やはり休憩をこまめに取ったことがよかったのか、逆にいつもより軽快に歩けました。僅か4時間の日帰りハイクなのに、どうして8キロになるんだと思われるかもしれませんが、トレーニングのため、あえて重い荷物を背負って歩いたのでした。ちなみに、いつもは5キロ前後です。

もうひとつは、ガチガチの固い靴を履いたのもよかったのかもしれません。ガチガチの固い登山靴は重くて足が疲れるのですが、しかし、山を歩く上では安定していて非常に歩きやすいのです。これでお気に入りのノースフェイスのトレッキングシューズの出番はなくなるかもしれません。

13時20分のバスに乗り、武蔵五日市駅に着いたのは14時半近くでした。武蔵五日市駅からは拝島、拝島から立川、立川から南武線で武蔵小杉、武蔵小杉から東横線で最寄り駅に帰りました。自宅に帰り着いたのは17時前でした。


※サムネイル画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます。

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「仲の平」バス停

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檜原街道から分かれた坂道を下ります。

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橋を渡って今度は坂道を登ります。

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川沿いの坂道

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登山道に入りました。

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とても歩きやすい道です。

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同上

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道標も古い

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国定忠治が遠見した?
国定忠治は、人口に膾炙されたヒーローだったので、こういった名所?もねつ造されたのでしょう。

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乾いた落ち葉を踏みながら歩くのは気持がいい。

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西原峠

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槇寄山の山頂に登ると、富士山が目に飛び込んできた。

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槇寄山山頂標識
古くて字が消えかかっている。
もうやむごとなき方が登らないので新調しないのかな?

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三等三角点

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山頂の様子

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数馬峠に向けて笹尾根を歩きます。

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冬枯れの笹尾根

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同上

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同上

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同上

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同上

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田和峠

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田和峠からの富士山

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田和峠道標

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さらに笹尾根を進みます。

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数馬峠(上平峠)の写真を撮り忘れましたが、既に分岐から下山道に入りました。

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こちらも乾いた落ち葉が気持いい。

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道標にこんな札もありました。

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何ケ所か倒木が道を塞いでいました。

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伐採地からの眺望

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左奥から、大沢山、三頭山、鞘口峠

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登山道は伐採地をぐるりと周回するようになっていました。

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南秋川の川岸に残るキャンプ場の跡

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同上

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同上

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キャンプ場から上がったところにある道標

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武蔵五日市駅のホーム(スマホで撮影)
2020.12.09 Wed l 山行 l top ▲