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昨日、突然、郵政公社から「個人情報を含む電子媒体盗難についてのご連絡とお詫び」という文書が送られて来ました。

それによれば、職員の車が車上荒らしに遭い、その際、郵便振替口座のデータを記録したUSBメモリーが盗まれたというのです。

USBメモリーには、約20万件の「口座記号・番号、加入者名(漢字・カナ)、住所、口座開設日等」の情報が記録されており、「この情報の中にあなたさまの情報が含まれていることが確認されました」と書いていました。(余談ですが、この場合、「あなたさま」ではなく「お客様」と書くべきではないでしょうか)

折りしも、大日本印刷で864万件の個人情報が漏洩したというニュースがあったばかりですが、まさか同じことが自分の身にも降りかかってくるとは思ってもみませんでした。

そこで、どうして職員が個人情報をUSBメモリーに記録して持ち出したのか、という疑問が残ります。

持ち出したのは、末端の郵便局員ではなく、東京郵便貯金センターの職員だそうですから、たとえば定期預金の勧誘に利用するためとか、そんな目的で持ち出したとは思えません。お詫びの文書にはそのあたりのことは何も書かれていませんが、もしお金に代えるためとか、そんな不埒な動機で持ち出したのだとしたら、と考えると空恐ろしくなります。

それに、車上荒らしに遭わなければ、個人情報を持ち出したことさえ露見しなかったのではないでしょうか。ということは、今までもそういうことが行われていたのではないか、という疑問も残ります。

これを”杜撰”の一言で済ませていいのでしょうか。

大日本印刷の問題でもそうですが、個人情報漏洩の問題に関してはどうもマスコミの追求が手ぬるい気がしてなりません。不思議なくらいです。

不二家の消費期限切れ原料問題と比べても、同等かあるいはそれ以上の大きな問題だと思いますが、不二家のときはあれだけ熱心にキャンペーンを張っていたにもかかわらず、個人情報漏洩の場合はいつも通り一遍の記事で済ませるだけです。

しかし、これが我々のようなショップだったらどうでしょうか。それこそ死活問題になるはずです。でも、大企業だと役員が記者会見の席で頭を下げてそれで終わりなのです。

当該の企業もマスコミも、本音では「たかが個人情報くらい」と思っているのではないか、そんな意地悪な見方さえしたくなります。
2007.03.13 Tue l 社会・時事 l top ▲