先月、ノートパソコンを買ったことを書きましたが、その勢いで(?)今度はデスクトップも買い換えました。遅ればせながらやっとXPから7(Windows7)に変わったのです(しぶしぶでしたので、「した」というより「なった」という感じです)。ただ、今回はお金をケチってprofessionalではなくHome Premiumで妥協したために、のちに後悔することになるのでした。

最近はGoogleのアロガント(arrogant)な姿勢ばかりが目につきますが、アロガントの元祖と言えば、なんといってもMS(マイクロソフト)です。この7にもMSのせこさが存分に出ています。

7はvistaを改良したものと言われていますが、そのためにXPまで維持されていたソフトの互換性が、7の登場によって途切れることになるのでした。それが、あと2年でサポートが終了するというのに、未だにXPの愛用者が多い理由でもあるのでしょう。

私の場合は、レーザープリンターとスキャナーがダメでした。そのために、プリンターとスキャナーも買い換えるはめになりました。

professionalだとXPモードというのがあって、7で使えないソフトでもXPモードで使うことができます。カスタマイズでは、professionalとHome Premiumの価格差は5千円ちょっとでしたので、機器をあたらしく買い換えるよりはるかに安くついたのです。最初にケチったのが運の尽きでした。

それにしても、本体は問題なく使えるのに、ただソフトに互換性がないために使えないというのは、なんとももったいない話です。それもひとえにMSの独占的な商法によるものです。それこそエコに反するアロガントなやり方と言うべきでしょう。

また、メールソフトのOutlookもXPで終了、7からはWindows Liveメールに統一されました。そのためにメールのデータを移行するだけでなく、使い勝手の悪いフォルダも設定しなおす必要があり、非常に手間でした。

MSにふりまわされるのはシャクでなりません。同じ商売をする人間からみても、こんなやり方はないだろう、と思います。Officeなどの価格にしても異常です。アメリカの会社や自治体では、あえてMSのソフトを使わずに、オープンソフトのOpenOfficeなどに移行する動きがさかんだそうですが、なんでも「すごい」「便利だ」としか言えない事大主義的な国民性の日本では、そんな話は聞いたことがありません。ヴィトンやシャネルなどと同じように、青い目をしたハゲタカにとって、日本は実においしい市場なのかもしれません。

OSが変わっただけで、どうしてこんなに時間と経費をかけて設定しなおさなければならないのかと思います。1日半かけてやっと終わりましたが、どっと疲れが出ました。と同時に、なんだかやり場のない無力感のようなものを覚えてなりませんでした。
2012.04.10 Tue l ネット・メディア l top ▲