昨日、たまたまテレビを観ていたら、オセロの中島知子がテレビ朝日の番組に出演していて、一連の騒動の”真相”をみずからの口で語っていました。

彼女によれば、マインドコントロールなんてまったくの絵空事であって、家賃滞納は世間知らずのわがままと浪費癖が原因で、その背景には相方(松嶋尚美)や会社(松竹芸能)との確執があったと言うのです。

もちろん騒動の当事者の発言ですから、ある程度割引いて考える必要はあるでしょうが、私自身もちょうど1年前に、マインドコントロールに疑問を投げかける記事を書いていましたので、放送を観てやっぱりと思うところはありました。

それにしても(彼女の話を割り引いても)、報道と今回の「激白」の間にはあまりにも落差がありすぎるのです。もしマインドコントロールが絵空事であったなら、芸能マスコミの”暴走”などといったレベルを越えて、もはや2ちゃんねるなどと同質の”言論の犯罪”と言われても仕方ないでしょう。

この国が総理大臣を先頭にカルト化している現実が、ここにも表れているように思います。既存のマスコミとネットは、一見対立しているかのように見えますが、実はカルト化する現実のもとでは見事なくらい共犯関係にあるのです。生活保護叩きや尖閣や竹島問題など、マスコミとネットの結託はいろんなところで見られますが、この騒動もそのひとつと言ってもいいでしょう。ネットとマスコミによる”捏造される真相”のカラクリを知る上でも、この騒動は格好のサンプルになるように思います。

もちろん、これで中島知子も無事芸能界復帰というわけにはいかないでしょう。むしろ逆に、芸能マスコミによる中島知子叩きはエスカレートしていくのではないでしょうか。なぜなら芸能マスコミは、”捏造される真相”をこれからも糊塗しつづけなければならないからであり、さらにそこに芸能界のオキテを破った中島に対して制裁を科す松竹芸能の意向もはたらくからです。哀しいかな、中島知子も「言ってることが変だ」「辻褄が合わない」とかなんとか難癖をつけられて、”狂人”扱いされるのがオチでしょう。

怖い、怖い、芸能界。所詮やくざな人買い稼業でしかない芸能界。芸能界は、カタギが足を踏み入れてはいけない”特殊な”世界だということをあらためて痛感させられます。

>> マインドコントロール
2013.03.30 Sat l 芸能 l top ▲