「金原ひとみ」の検索結果 5件中 1 - 5件表示
ブログのTOPに戻る
あの頃は若かったと思うことは痛ましい
先日、突然、見覚えのある名前でメールが届きました。それは、以前取引していた雑貨店で働いていた女の子の名前でした。びっくりしてメールを送ると、当時働いていた仲間で、最近LINEのグループを作ったので入りませんかという、LINEへの招待でした。私が彼女たちの店に行っていたのは、もうかれこれ15年くらい前
https://zakkan.org//blog-entry-1168.html
金原ひとみ「軽蔑」
『新潮』(7月号)に「400枚一挙掲載」されていた金原ひとみの「軽薄」を読みました。小説としては、登場人物も話の筋立ても荒っぽくて散漫でした。おそらくこの小説を評価する人は少ないだろうと思います。作者の金原ひとみは、東日本大震災に伴う原発事故のあと、放射能汚染を避けて(?)岡山県に移住し、現在はフラ
https://zakkan.org//blog-entry-1069.html
桐野夏生『ハピネス』
桐野夏生の『ハピネス』(光文社)を読みました。この小説の主人公は、江東区の埋め立て地に建つベイタワーズマンション(通称BT)という高層マンションの29階に住む主婦・岩見有紗です。有紗は3歳になったばかりの娘・花奈とふたり暮らしで、夫はアメリカに単身赴任しています。人もうらやむようなタワーマンションの
https://zakkan.org//blog-entry-826.html
圧倒的な現実
朝日新聞の「回顧2011・文学」では、「圧倒的な現実を前にした時、フィクションに何が出来るのか――作家らは常に問うてきた」として、米国の評論家で作家の故スーザン・ソンタグが9.11から半年後に語った「物事の複雑な様相を示すのが作家の仕事だし、作家にはその責任がある」ということばを紹介していました。も
https://zakkan.org//blog-entry-713.html
金原ひとみ『マザーズ』
金原ひとみの『マザーズ』(新潮社)を読みました。先の震災をきっかけに結婚志向が強まったといわれます。3月11日の夜、首都圏では数十万人の帰宅難民が街にあふれたのですが、私はその姿をみて、どうして彼らは会社に泊まらないんだろう、駅の構内や体育館に泊まるより、会社の方がよほどいいだろうにと思いました。今
https://zakkan.org//blog-entry-699.html