シーズン前、今年は例年に比べて花粉の量が少なく20%くらいだなどと言われていましたが、あにはからんやここ数年で一番と言っていいくらい花粉症に悩まさせられています。それに、暖冬のせいか、いつもより症状が出るのが早いのです。

花粉症の方ならわかると思いますが、この時期、外出するのがうっとうしくてなりません。洗濯物を干すのさえためらわれるほどです。

朝、目が覚めると、ひとしきり洟をかむのが日課になっています。このまま鼻水が止まらないんじゃないかと思うほどで、瞬く間にゴミ箱はティッシュでいっぱいになります。ときに洟をかみすぎて血が出ることさえあります。

知り合いでティッシュを箱ごと持って外出しているという人間がいましたが、私も勇気があったらそうしたいくらいです。この時期ほど路上で配布されるポケットティッシュがありがたく思うことはありません。

渋谷や新宿など繁華街では、多少遠回りしても、わざわざティッシュを配っているコースを選んで歩くほどです。ときにはUターンして二度貰うこともあります。この時期だけはティッシュを受け取るときやけに低姿勢になっている自分がいます。

一方、ポケットやカバンの中は使用済みのティッシュですぐいっぱいになるため、最近、駅など公共施設がこぞってゴミ箱を撤去しているのが恨めしく思えてなりません。テロを口実に清掃の経費を浮かしているのではないのか、そんなひねくれた見方さえしたくなります。

もちろん、今まで花粉症にいいと言われているものは片端から試してみました。

ヨーグルトがいいと聞けば、毎日、ヨーグルトを飲み続けましたが、体重が増えただけでほとんど効果がありませんでした。

今をときめくインターバランスも発売当初、記事を見て早速飲みはじめました。ちなみに、最初は現在のような容器ではなく、ヤクルトみたいな小さな容器でした。

仕事先の知り合いに紹介したら、数年後、「インターバランスのおかげで症状がすごく軽くなりました。ありがとうございました」とお礼を言われたのですが、肝心な私は目立った効果はありませんでした。
その後、インターバランスも大きな商品に成長し、なんだか私ひとりが取り残された感じです。

ドラッグストアなどの店頭で”花粉症コーナー”なんてのを目にするたびに、「なんだ、人の足元を見て」と思いながらもつい足を止め商品を手にしている自分が哀しくもあります。

果たしていつの日か、この春先のメタメタ気分から解放されるときはやってくるのでしょうか。
2007.02.28 Wed l 日常・その他 l top ▲
IMG_0104.jpg


鎌倉に行ったついでに久しぶりに鶴岡八幡宮にお参りしました。

参道では、「○○一家」と文字入りの上着を羽織ったパンチパーマの一団がまわりを睥睨しながら前を歩いていました。彼らも商売繁盛をお願いするのかな、なんて思いながら後に付いて行きました。

鎌倉もやはり、川越と同じように中高年の女性グループが目に付きます。ただ、川越と違うのは、他に修学旅行生やカップルもいるということでしょうか。

昔、鎌倉に住みたいと思って物件を探したこともありますが、そのときは諸々の事情で断念せざるを得ませんでした。しかし、今でも「いつか鎌倉で」という気持はあります。

若宮大路に昔よく通った喫茶店があったのですが、残念ながら今は跡形もありません。ただ、駅前の「ルノアール」だけは健在でした(笑)。

若宮大路を駅前の方向に戻る途中、何故か突然、ミスチルの「しるし」が頭の中に流れてきました。仕事中にいつもかけているスカパーのミュージックチャンネルでよくかかっているので、それが残っていたのかもしれませんが、それにしてもどうして「しるし」だったのでしょうか。

駅前から大鳥居の方を振り返ると、冬の凛とした空気の中でぽつりぽつりと灯りはじめる古都の明かりがとても鮮やかに見えました。

最後に、馴染みの深い島森書店に寄って本を買って帰りました。
2007.02.09 Fri l 鎌倉 l top ▲
あの価格コムでも常に安値の上位に位置していた通販ショップ”PCサクセス”が突然破産を申し立てたというニュースにはびっくりしました。

実は、先週、新しくデスクトップPCを買ったのですが、その際、PCサクセスで買おうかどうしようかとずいぶん迷ったのです。

このブログにも書いていますが(参照)、私は、以前、PCサクセスでデジカメを買ったことがあり、量販店などよりはるかに安い価格はもちろん、その迅速な対応も気に入っていたからです。

別の記事によれば、WindowsVista発売直後のタイミングを狙っていたのではないかという穿った見方もあるみたいです。それが事実だとすれば計画倒産の疑いさえあるのではないでしょうか。

また、バックには大手の代理店が付いているので、いづれ店名を変えて復活するのではないかという噂もあるみたいです。如何にも秋葉原らしい話だなと思いました。

ところで、古いPCを処分しようと買ったメーカーに問い合わせたらリサイクル料金が7千円以上もかかるというのです。ネットで調べても、安い業者で5千円くらいです。

地球に優しいリサイクル社会(循環型社会)というのはよくわかりますし、私自身も最近はスーパーに行くのに自分で買物袋を持参しているくらいです。

しかし、それにしても、リサイクル料金が高すぎる気がしてなりません。知り合いの医療関係者も言ってましたが、手術や治療などに使用した、いわゆる医療廃棄物も買ったときより廃棄するときの方が高いのだそうです。感染など特殊な事情があるとはいえ、たしかに普通の常識で考えれば、府に落ちない気持になるのもわからないでもありません。

果たして、「環境」や「リサイクル」などといった言葉が錦の御旗になっていることはないのでしょうか。
2007.02.04 Sun l 社会・メディア l top ▲