坂口安吾の随筆で歯痛に悩んでいる話を読んだことがありますが、私はこのところ胃痛に悩んでいます。みぞおちのあたりがキューッと痛くて仰向けになり上体をそらすといくらか楽になります。そうやって仰向けになっていると、ジーンと胃酸が下から上にのぼってくるような感覚があります。知り合いの病院でその話をしたら、「胃カメラを飲んで検査しましょうよ」と言われましたが(営業?)、私は胃カメラやバリウムが苦手なのでなかなか決心がつきません。
そう言えば、父親もよく「胃が痛い」と言ってましたが、私もとうとう「胃が痛い」年齢になったのかと思いました。父親と同じように、最近は「あっさりしたものが食べたい」というのが口癖になりました。若い頃、肥満や腰痛や胃痛などとはまったく無縁な人間だと思っていましたが、結局、どれも経験することになりました。要するに、タカを括っていただけなのですね。それが若さゆえの傲慢というものでしょうか。
ただ、怪我の功名ならぬ”胃痛の功名”もあります。体重がさらに減ったのです。2キロ減って、20代の体重まで戻るという目標まであと3キロになりました。喜んでいいのかどうか。
そう言えば、父親もよく「胃が痛い」と言ってましたが、私もとうとう「胃が痛い」年齢になったのかと思いました。父親と同じように、最近は「あっさりしたものが食べたい」というのが口癖になりました。若い頃、肥満や腰痛や胃痛などとはまったく無縁な人間だと思っていましたが、結局、どれも経験することになりました。要するに、タカを括っていただけなのですね。それが若さゆえの傲慢というものでしょうか。
ただ、怪我の功名ならぬ”胃痛の功名”もあります。体重がさらに減ったのです。2キロ減って、20代の体重まで戻るという目標まであと3キロになりました。喜んでいいのかどうか。