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時間があったので、久し振りに川越に行きました。

土曜日ということもあって、川越はどこも大変な人出でした。駅から商店街にぬける駅ビルのアトレの通路も人の波がつづいていました。また、商店街のクレアモールも、原宿の竹下通りと見まごうばかりの人でごった返していました。

しかも、通りを歩いているのは、地元の若者ばかりではないのです。小江戸・川越を訪れた観光客も多く、ここでも外国人観光客の姿が目立ちました。

昔に比べても、訪れる人がますます多くなっている感じです。クレアモールから蔵造りの建物が並ぶ通りにぬけると、さらに人の多さに圧倒され、歩道を歩くのさえままらないほどでした。あちこちの食べ物屋の前では行列ができていました。通りの賑わいは、鎌倉にも劣らないほどでした。

川越の”繁盛”は、もちろん、東京というメガロポリスに近いという”地の利”があることはたしかでしょう。そのためにテレビなどメディアにも頻繁に取り上げられるため、さらに観光客が増えるのです。

私が昔、大分の友人に川越のことを紹介した際は、川越が原宿や渋谷など”若者の街”の対極にある街だからでした。つまり、若者ではなく、中高年向けに”まちづくり”をしていることが参考になるのではないかと考えたからです。しかし、今や川越は、中高年だけでなく、若者や外国人観光客までもが押し掛ける人気のスポットになっているのです。常に変貌することを宿命付けられたかのような東京にあっては、川越のようなレトロなまち並みが逆に新鮮に見えるのでしょう。


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