保証人の件ですが、電話だとどうしても感情的になって真意が伝わらないと思ったので、手紙を書くことにしました。そして、以下のような手紙を書いて投函しました(プライバシーに関わる部分は削除しています)。

投函したあと、ずっと憂鬱な状態がつづいています。友人は、見かけによらずナイーブな一面を持っているので、ショックを受けるのは間違いないでしょう。もしかしたら、裏切られたと思うかもしれません。でも、いつまでも"いい人"を演じるわけにはいかないのです。と同時に、お金が恨めしくもあります。

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×× 様

突然、手紙で失礼します。

電話をしようかと思いましたが、電話だと冷静に順序立てて私の気持をお話しできそうもないので、手紙を書くことにしました。

結論から先に申しますと、事務所にお伺いする件はキャンセルさせていただきます。また、リースの保証人の件もお断りさせていただきます。

そもそも私のような属性の人間は、保証人としての責務を果たせるとはとても思えません。信販会社からも、弁済能力に疑問が付けられるのは間違いありません。「通りやすいようにする」という営業マンのことばは、私には悪魔のささやきのようにしか聞こえません。

また、この年齢になれば、健康面でもいつどんなことがあるかもわかりません。お互いそういったリスクも考えないわけにはいかないでしょう。私にはリクスが大きすぎます。

貴殿には話していませんでしたが、私は、昔、身から出たサビで大きな債務を背負い苦労した経験があります。それが未だ私の中でトラウマになっています。

そのため、できるだけお金の苦労はしたくないという思いは強くあります。たかが「この程度」の保証人でと思われるかもしれませんが、私は「この程度」の生活しかしてないのです。ちまちまとでもいいから、できるだけ今を平穏に生きて行きたいと思っているのです。

年金も少ないので、間近にせまった”老後”も大きな不安です。そのためもあって、私は、極力ローンは避けたいと思って生活してきました。にもかかわらず、どうして他人の5年払いのローンの保証人にならなければならないのかという気持は、正直言ってあります。

非常に心苦しいのですが、事情をお察しの上、ご理解下さいますようお願いいたします。

お力になれなくて申し訳ございません。

お元気で頑張ってください。
2019.03.03 Sun l 日常・その他 l top ▲