三日前、朝、トイレに行ったら、血尿が出ていました。それもかなり濃い色です。私は、石が落ちたのだなと思いました。
おととし、ESWLで破砕した際、飛び散った破片の一部が腎臓に入ったみたいだと説明を受けていたのですが、その石が尿管に落ちたのでしょう。
夜、案の定、左わき腹のあたりに痛みがやってきました。しかし、我慢できないほどの痛みではありません。わき腹をさすると痛みを忘れるくらいです。ベットに仰向きに寝てわき腹をさすっていたら、そのまま眠ってしまい、目が覚めたときは既に痛みはなくなっていました。しかし、色はやや薄まってきたものの、血尿はつづいています。
それで、今日、病院に行きました。レントゲンとエコーで検査したら、やはり、石が落ちており、尿管のいちばん細い部分に引っかかっているそうです。石は6ミリくらいなので、多分自然排出されるでしょうと言われました。
いつものことですが、尿がせき止められるので、腎臓内に圧がかかり、腎臓が少し腫れていると言われました。つまり、水腎症の症状が出ているのです。私は、若い頃、腎炎を患い三度入院したことがありますので、むしろ、そっちの方が気になりました。
また、下腹部に張りのようなものを感じるのですが、それも結石の影響だろうと言われました。
石が無事排出できれば、しばらくは尿管結石の恐怖から解放されます。腎臓に石がなくなるのは10数年ぶりです。
尿の流れをよくするため、ツムラの芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)エキス顆粒という漢方薬を処方されました。筋肉を緩め利尿作用を促すというわけなのでしょう。また、痛み止めの座薬(アデフロニックズポ)も14回分処方してもらいました。座薬は2021年の8月まで有効だそうで、余ったら冷蔵庫に入れて保管して下さいと言われました。そのほかに、通常の薬も処方されましたので、スーパーで買い物したみたいにビニール袋いっぱいの薬を渡されました。
余談ですが、今日は病院と薬局に合わせて1万5千円近く支払いました。病院にかかると、お金もバカになりません。ほかの人に比べても、私は支払い額が多いような気がしてなりません。泌尿器科なので、患者は高齢の男性が多いのですが、窓口で支払っているのはほとんどが数百円です。私だけ、一桁多いのです。もしかしたら、患者の中で私がいちばん貧乏かもしれません。なのにどうしてといつも思うのでした。
それは、薬局でも同じです。今日もベビーカーに子どもを乗せたお父さんが来ていましたが、お父さんは薬だけもらってお金は払っていませんでした。乳幼児の医療費は無料なのだろうかと思いました。近くに小児科があるため、子ども連れも多いのですが、どうみても皆さん、それなりの生活をしている“中間層”に見えます。子どもが小さいということもあるのでしょうが、お母さんたちも専業主婦のようです。でも、皆さんが支払っているのは、私の四分の一から五分の一くらいの金額です。
もちろん、病気の程度によって支払い額が違うのはわかりますが、だからと言って私は、ほかの人に比べて深刻な病気を抱えているわけではありません。社会保障も結婚を前提にした家族単位の制度なので、私のような未婚の単身者は、制度的に不利な面があるのかもしれないなどと思ったりします。
前に調剤薬局で働いていた女性が、「前立腺ガンの患者さんって一回で四万円とか五万円とか払う人がいるんだよ」と言ってましたが、それを考えると空恐ろしくなります。窓口負担の限度額はあるものの、ひと月だけならまだしも、毎月になれば生活が圧迫されるでしょう。
いづれにしても、痛み止めも処方され「人生最悪の痛み」に備えることもできました。用意万端整い、あとは無事排出されるのを待つばかりです。
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それで、今日、病院に行きました。レントゲンとエコーで検査したら、やはり、石が落ちており、尿管のいちばん細い部分に引っかかっているそうです。石は6ミリくらいなので、多分自然排出されるでしょうと言われました。
いつものことですが、尿がせき止められるので、腎臓内に圧がかかり、腎臓が少し腫れていると言われました。つまり、水腎症の症状が出ているのです。私は、若い頃、腎炎を患い三度入院したことがありますので、むしろ、そっちの方が気になりました。
また、下腹部に張りのようなものを感じるのですが、それも結石の影響だろうと言われました。
石が無事排出できれば、しばらくは尿管結石の恐怖から解放されます。腎臓に石がなくなるのは10数年ぶりです。
尿の流れをよくするため、ツムラの芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)エキス顆粒という漢方薬を処方されました。筋肉を緩め利尿作用を促すというわけなのでしょう。また、痛み止めの座薬(アデフロニックズポ)も14回分処方してもらいました。座薬は2021年の8月まで有効だそうで、余ったら冷蔵庫に入れて保管して下さいと言われました。そのほかに、通常の薬も処方されましたので、スーパーで買い物したみたいにビニール袋いっぱいの薬を渡されました。
余談ですが、今日は病院と薬局に合わせて1万5千円近く支払いました。病院にかかると、お金もバカになりません。ほかの人に比べても、私は支払い額が多いような気がしてなりません。泌尿器科なので、患者は高齢の男性が多いのですが、窓口で支払っているのはほとんどが数百円です。私だけ、一桁多いのです。もしかしたら、患者の中で私がいちばん貧乏かもしれません。なのにどうしてといつも思うのでした。
それは、薬局でも同じです。今日もベビーカーに子どもを乗せたお父さんが来ていましたが、お父さんは薬だけもらってお金は払っていませんでした。乳幼児の医療費は無料なのだろうかと思いました。近くに小児科があるため、子ども連れも多いのですが、どうみても皆さん、それなりの生活をしている“中間層”に見えます。子どもが小さいということもあるのでしょうが、お母さんたちも専業主婦のようです。でも、皆さんが支払っているのは、私の四分の一から五分の一くらいの金額です。
もちろん、病気の程度によって支払い額が違うのはわかりますが、だからと言って私は、ほかの人に比べて深刻な病気を抱えているわけではありません。社会保障も結婚を前提にした家族単位の制度なので、私のような未婚の単身者は、制度的に不利な面があるのかもしれないなどと思ったりします。
前に調剤薬局で働いていた女性が、「前立腺ガンの患者さんって一回で四万円とか五万円とか払う人がいるんだよ」と言ってましたが、それを考えると空恐ろしくなります。窓口負担の限度額はあるものの、ひと月だけならまだしも、毎月になれば生活が圧迫されるでしょう。
いづれにしても、痛み止めも処方され「人生最悪の痛み」に備えることもできました。用意万端整い、あとは無事排出されるのを待つばかりです。
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