最近、ダイエットの話を書いていませんでしたが、この3カ月で10キロ以上体重が減りました。今の体重は、たぶん30年前と同じくらいのレベルです。
先日、健康診断に行ったら、問診したドクターは、前回の体重と見比べながら「ずいぶん減りましたね」と驚いていました。ダイエットしていると思ったらしく、「もうこのくらいでいいですよ。あまり体重を減らすと体力がなくなりますからね」と言われました。
でも、ダイエットしたわけではありません。山に行くようになって自然と体重が減ったのです。食事制限もほとんどやっていません(ただ、食事内容には気を付けしていますし、間食もなるべく控えるようにしています)。
山に行くようになってみるみる体重が減り始め、そして、今のレベル(と言っても、BMIの「標準」レベル)まで下がると、ピタリと止んだのでした。やっぱりダイエットには運動することが一番なんだなとつくづく思っています。
山に行ったときだけ、「行動食」としてチョコレートやあんぱんを食べています。また、山から下りたら、ラーメンとチャーハンという禁断の炭水化物セットを食べたりもしています。運動すれば、禁断の炭水化物セットも禁断ではなくなるのです(と勝手に思っている)。
ろくに運動もせずに飽食してメタボになる現代人に比べて、昔の人はよく運動していました。しかも、それは、近所の奥さんたちがやっているようなウォーキングなどとは比べものにならないくらいハードなものでした。10キロも20キロも平気で歩いていたのです。
私の田舎は、九州の山の麓にある標高400メートルの温泉場ですが、農閑期になると周辺の村から村人たちが温泉に入りにやって来ていました。一日がかりでやって来て、知り合いの家で(ついでに野菜などを手土産で持って来て)、持参した弁当を食べたりしていました。当時は、車など持っていませんでしたから、みんな徒歩でやって来ていたのです。
中学校も、私が入る数年前に町内の二つの学校が合併したため、10キロ以上も離れているような集落から通学する同級生もいました。それで、学校は「僻地校」の指定を受けているという話を聞いたことがあります。
もちろん、普段の生活でも、私が歩いている埼玉の山と同じようなところを毎日行き来していました。私は子どもの頃、祖父が所有する山の下刈りに一緒に行ったことがありますが、今、登山の格好をして歩いている道と同じような道を登って行きました。昔の人がメタボと無縁だったのは当然でしょう(当時はダイエットなんてことばさえありませんでした)。
人間は、その歴史の大半を自然の中で生きてきたのです。そんな人間が、現代のように自然と切り離され人工的にシステム化された社会で暮らしていると、日々ストレスを覚えるのは当然である、とどこかの大学の先生が書いていましたが、山に行けば、ストレス解消だけでなく、このように運動=ダイエットの効能も得られるのです。
先日、健康診断に行ったら、問診したドクターは、前回の体重と見比べながら「ずいぶん減りましたね」と驚いていました。ダイエットしていると思ったらしく、「もうこのくらいでいいですよ。あまり体重を減らすと体力がなくなりますからね」と言われました。
でも、ダイエットしたわけではありません。山に行くようになって自然と体重が減ったのです。食事制限もほとんどやっていません(ただ、食事内容には気を付けしていますし、間食もなるべく控えるようにしています)。
山に行くようになってみるみる体重が減り始め、そして、今のレベル(と言っても、BMIの「標準」レベル)まで下がると、ピタリと止んだのでした。やっぱりダイエットには運動することが一番なんだなとつくづく思っています。
山に行ったときだけ、「行動食」としてチョコレートやあんぱんを食べています。また、山から下りたら、ラーメンとチャーハンという禁断の炭水化物セットを食べたりもしています。運動すれば、禁断の炭水化物セットも禁断ではなくなるのです(と勝手に思っている)。
ろくに運動もせずに飽食してメタボになる現代人に比べて、昔の人はよく運動していました。しかも、それは、近所の奥さんたちがやっているようなウォーキングなどとは比べものにならないくらいハードなものでした。10キロも20キロも平気で歩いていたのです。
私の田舎は、九州の山の麓にある標高400メートルの温泉場ですが、農閑期になると周辺の村から村人たちが温泉に入りにやって来ていました。一日がかりでやって来て、知り合いの家で(ついでに野菜などを手土産で持って来て)、持参した弁当を食べたりしていました。当時は、車など持っていませんでしたから、みんな徒歩でやって来ていたのです。
中学校も、私が入る数年前に町内の二つの学校が合併したため、10キロ以上も離れているような集落から通学する同級生もいました。それで、学校は「僻地校」の指定を受けているという話を聞いたことがあります。
もちろん、普段の生活でも、私が歩いている埼玉の山と同じようなところを毎日行き来していました。私は子どもの頃、祖父が所有する山の下刈りに一緒に行ったことがありますが、今、登山の格好をして歩いている道と同じような道を登って行きました。昔の人がメタボと無縁だったのは当然でしょう(当時はダイエットなんてことばさえありませんでした)。
人間は、その歴史の大半を自然の中で生きてきたのです。そんな人間が、現代のように自然と切り離され人工的にシステム化された社会で暮らしていると、日々ストレスを覚えるのは当然である、とどこかの大学の先生が書いていましたが、山に行けば、ストレス解消だけでなく、このように運動=ダイエットの効能も得られるのです。