
最近、『結婚できない男』というドラマにはまっています。
私の周辺でも、既婚未婚を問わずこのドラマにはまっている男性が多く、みんな一様に、「わかるんだよな~」と言ってます。
公式サイトに記載されている「結婚できない名言集」をあらためて読むにつけ、妙に納得してしまう自分がいます。
(「チョイ悪オヤジ」という言葉に反応し)
「何チョイ悪だ。悪いかいいかどっちかにしろ」
「俺は自分の部屋に人を入れない主義なんだ。なんか他人がうちに入ると空気がこう、淀む感じがするんだよな」
「恋は落ちるんじゃない、上がるんだ、うえに。」
自分も過去に似たようなことを言った気がします(笑)。
「そんなに人を怒らせるようなことばかり言って何が楽しいの?」とよく言われました。
私も、若い頃、この主人公と同じように、ひとりで焼肉屋に行ってました。はとバスのツアーに参加して東京タワーに上ったこともあります。
自分のアパートに来られるのを極端に嫌っていたので、何か来られたら困るような事情があるんじゃないか、と彼女から疑われたこともありました。
休日、デートしているとき、喫茶店の向かいの席にひとりで座っている男性を見て、うらやましいな~、と思ったこともあります。
しかし、上には上がいるもので、知人に日曜日にひとりで後楽園の遊園地に遊びに行ったというツワモノ(もちろん、結婚できない男)がいました。
こうやってみんな、偏屈な人間になっていくのでしょう。
このドラマは、そんな結婚できない偏屈な男たちへのオマージュなのではないでしょうか。