IMG_0047.jpg


今日は川越の喜多院にお参りに行きました。

喜多院は古くから近在の善男善女たちの信仰を集めている名刹で、私もときどきお参りしています。

お盆休みが明けた直後だということもあるのか、境内は閑散としていました。そんな中、学生風の若いカップルが並んで一心に手を合わせていたのが印象的でした。

大悲は常に我を照らし給ふ。ふと、そんな言葉を思い出しました。

帰途、久しぶりに蔵造りの街並みの通りをそぞろ歩きしました。

この通りは電柱もなくまるで映画のセットみたいです。最近は高齢化社会を前にして、マーケットの中心が若者から中高年にシフトしているので、この手のレトロな街並みも全国の到るところで見られるようになりましたが、川越はそのハシリといえるのかもしれません。

数年前、九州で町おこしをやっている友人に川越のことを話したら、自治体の担当者らと一緒に視察に来たこともありました。

路地に入ると、とある店の前で「19日に”ぶらり各駅下車の旅”の取材が来ます」という貼り紙を見つけました。一瞬、あの車だん吉さんの顔が浮かびました(笑)。

今日も茹だるような暑さだったので、川越名物のいもアイスでも食べようかと思ったものの、やはり、ひとりで入る勇気がありませんでした。

それで、駅ビルのルノアールでクリームソーダを食べて帰りました。
2006.08.17 Thu l 東京 l top ▲