「引っ越したらトラブルつづき」というのはよくある話ですが(ある意味、引っ越し話の定番ですが)、私の場合も例外ではありません。

引っ越して10日が経ちましたが、今度はテレビが壊れました。

まだ買って1年半のテレビなのですが、突然、電源が入らなくなったのです。朝まで普通に映っていました。ところが、夜、帰宅してスイッチを入れてもまったく反応しないのです。まるで狐に摘まれたような話でした。

それが金曜日のことだったので、仕方なく土日はテレビなしですごし、今日、メーカーに修理の依頼をしました。

ところが、修理は木曜日になるというのです。「あいにく依頼が多いものですから」というお決まりの台詞しか返ってきません。「おたくの商品、そんなに故障が多いの?」と思わず半畳を入れたくなりました。

今日は月曜日ですからあと3日間テレビなしですごさなければなりません。しかも、考えてみれば、木曜日に修理に来てもその日に直るとは限らないのです。

テレビがないと静かなのですが、ただ、夜は静かすぎて聞きたくもない音まで耳に入ってきます。

深夜、上の階だと思うのですが、ドスンドスンと地響きのような音がするのです。ここは新築のマンションで比較的防音もしっかりしており、隣の部屋の音などはまったく聞こえないのですが、あれは何なのか。

足音のようにも思いますが、しかし、まさか小錦が住んでいるわけではないだろうし(笑)、普通の歩き方だったらそんな音はしないはずです。毎晩、逆立ちの練習でもしているのか、と思ってしまいます。

要は、普通に生活してくれればそれでいいのです。「普通に生活するように伝えてください」と管理会社の担当者に言ったところ、「そうですよね~」と頭を掻いていました。

社会のシステムが複雑になったからなのか、最近、街中でも電車の中でも「普通ではない」人が多くなった気がします。そんな「普通ではない」人が身近にいると、ヒューマニズムや寛容な精神など所詮きれい事、ただただはた迷惑なだけだということがよくわかりました。
2006.11.27 Mon l 日常・その他 l top ▲