夕方、突然、腹痛に襲われました。しかも、時間が経つにつれひどくなるばかりです。何度もトイレに行くものの便通はありません。それで、とりあえず、薬局に行って正露丸を買って来ました。

しかし、症状は改善するどころかひどくなるばかりです。じっとしておれないほど痛いのです。

でも、以前もこのブログに書いた覚えがありますが(「不吉な連想」)、この痛みは過去にも何度か経験があります。ただ、いづれも病院に行かないまま我慢しているうちに治ったのです。今回も同じように左脇腹が痛いので、それが便秘から来るものであることは自分でもわかっていました。

ただ、痛みはひどくなるばかりで、痛くて冷や汗が出るほどでした。このままではとても我慢できそうもありません。そう思ったら途端に不安に襲われました。それで、タクシーを呼んで新横浜の総合病院の夜間緊急外来に駆け込みました。

廊下で待っている間も冷や汗は止まりません。じっと座っておれないので、動物園のシロクマのように廊下を行ったり来たりしながら診察を待ちました。

そして、やっと自分の番になりましたが、血圧測定・採血・腹部のエコー・腹部のレントゲンと検査がつづきました。その間、痛みは和らぐことがなく、ずっと我慢を強いられました。最終的にはやはり異常はなく、便秘が原因だろうとの診断でした。

それで、「先生、この痛みはなんとかなりませんか?」と質問しました。しかし、「痛みを和らげる薬はありますが、その薬は腸の動きを止めるものなので、痛みは和らぐものの、便秘には逆効果になります」「だから、便通があるまで我慢するしかないですね」との返答でした。でも、やはり、我慢できない。

それで、再度訴えたところ、「じゃあ、便を掻き出して浣腸しましょうか?」と言うのです。一瞬、「イチジク浣腸?」という言葉が浮かんだものの、藁をもすがる思いですかさず、「先生、浣腸、お願いします!」と言いました。

その結果、思い出したくもないような”恥辱な光景”を演じるはめになったのですが、以後の展開については割愛させていただきます。

かくして恥辱と汚物にまみれた正月になったのでした。
2008.01.05 Sat l 健康・ダイエット l top ▲