検査の結果を聞くために病院に行きました。その後、体調はすこぶるいいものの、一抹の不安はありました。しかし、幸いにも細胞検査の結果は陰性。既に血尿も出てないとのことでした。やはり、単なる尿路結石で、知らない間に石が出たのだろうという話でした。
ただ、腎臓に石があるため、また同じ痛みに襲われる可能性もあります。ネットで知ったのですが、私のような人間を「石持ち」と呼ぶみたいです。金持ちではなく石持ち。
あっけないほど簡単に診察が終わり、会計に行ったら再診料も含めて480円でした。あまりの安さに申し訳ないくらいでした。
病院を出たあと、ついでに散歩することにしました。隣駅の手前に鶴見川が流れているのですが、最寄駅と鶴見川の間に小さな商店街があるのです。電車の中からそのひなびた通りを見るたびにいつも気になっていたので行ってみることにしました。
綱島街道を下って、一本脇に入るとその商店街はありました。失礼ながらゴーストタウンのようでほとんど人影がありませんでした。すぐ横を平行して走っている綱島街道にはひっきりなしに車が行き来しているので、不思議なくらいです。大型店の進出と後継者不足で店舗も最盛期の半分に減り、現在、20数軒しか残ってないそうです。
背後には丘に沿って住宅地が控えているし、駅前通りまで行くにはちょっと距離があるので、地元の人達には重宝しているような気がしないでもないのですが、やはり、大型店の影響が大きいのでしょうか。と言って、どこに大型店があるのか、わかりませんでした。

住宅地の背後の丘には駅名にもなっている大倉山公園があります。帰りに公園に寄ってみることにしました。こちらへ来て1年が過ぎましたが、私はまだ一度も行ったことがありません。東横線の線路を跨ぐ歩道橋を渡り、斜面にへばり付くように建ち並んでいる住宅地の中を上って行くと、樹木におおわれた公園がひらけてきました。
大倉山公園は梅林で有名ですが、まだ蕾もほとんど膨らんでなくて裸木が立ち並んでいるだけでした。梅林の中のベンチには母子が一組ぽつんと座っていました。

さらに歩道を上って行くと、この公園のシンボルである大倉山記念館の建物が見えてきました。冬の昼下がりのやわらかな陽射しを浴びたそれは、まるでギリシャ神殿のような威厳のある建物でした。建物については建物マップというサイトで詳しく解説されていますが、プレ・ヘレニズム様式というのだそうです。建物の中からは子供達の澄んだ歌声が流れていました。
帰途、枯葉が敷き詰められた坂道を下りながら、ふと、サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」という歌を思い出しました。身体にも異常はなかったし、心なしかいつもより足取りも軽くなっているような気がしました。
ただ、腎臓に石があるため、また同じ痛みに襲われる可能性もあります。ネットで知ったのですが、私のような人間を「石持ち」と呼ぶみたいです。金持ちではなく石持ち。
あっけないほど簡単に診察が終わり、会計に行ったら再診料も含めて480円でした。あまりの安さに申し訳ないくらいでした。
病院を出たあと、ついでに散歩することにしました。隣駅の手前に鶴見川が流れているのですが、最寄駅と鶴見川の間に小さな商店街があるのです。電車の中からそのひなびた通りを見るたびにいつも気になっていたので行ってみることにしました。
綱島街道を下って、一本脇に入るとその商店街はありました。失礼ながらゴーストタウンのようでほとんど人影がありませんでした。すぐ横を平行して走っている綱島街道にはひっきりなしに車が行き来しているので、不思議なくらいです。大型店の進出と後継者不足で店舗も最盛期の半分に減り、現在、20数軒しか残ってないそうです。
背後には丘に沿って住宅地が控えているし、駅前通りまで行くにはちょっと距離があるので、地元の人達には重宝しているような気がしないでもないのですが、やはり、大型店の影響が大きいのでしょうか。と言って、どこに大型店があるのか、わかりませんでした。

住宅地の背後の丘には駅名にもなっている大倉山公園があります。帰りに公園に寄ってみることにしました。こちらへ来て1年が過ぎましたが、私はまだ一度も行ったことがありません。東横線の線路を跨ぐ歩道橋を渡り、斜面にへばり付くように建ち並んでいる住宅地の中を上って行くと、樹木におおわれた公園がひらけてきました。
大倉山公園は梅林で有名ですが、まだ蕾もほとんど膨らんでなくて裸木が立ち並んでいるだけでした。梅林の中のベンチには母子が一組ぽつんと座っていました。

さらに歩道を上って行くと、この公園のシンボルである大倉山記念館の建物が見えてきました。冬の昼下がりのやわらかな陽射しを浴びたそれは、まるでギリシャ神殿のような威厳のある建物でした。建物については建物マップというサイトで詳しく解説されていますが、プレ・ヘレニズム様式というのだそうです。建物の中からは子供達の澄んだ歌声が流れていました。
帰途、枯葉が敷き詰められた坂道を下りながら、ふと、サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」という歌を思い出しました。身体にも異常はなかったし、心なしかいつもより足取りも軽くなっているような気がしました。