芋洗坂係長


先日受けた健康診断の結果が届きました。ついにメタボがやってきたという感じです。

コレステロールや心電図、胸部レントゲン等は異常はなかったものの、中性脂肪・血糖・UA(尿酸)が基準値を上まわっていました。その原因は素人目にもあきらかです。”総合判定”の「太り気味です。標準体重に近づけましょう」という文言が全てを物語っているように思いました。

結果を見た途端、メタボという言葉が頭の中を駆け巡り、芋洗坂係長の顔が目の前にちらついてなりませんでした。もちろん、最近は少し太ってきたなとは自分でも思っていました。しかし、メタボではないだろう、それほどではないだろうと高を括っていたのです。でも、なんだか現実を突きつけられた気がします。

私は若い頃から自他共に認める大食漢でした。しかし、それでもまったく太ることはなく、みんなから羨ましがられるほどで、自分でも中年太りなんて無縁だと思っていました。ところが、当たり前のことですが、世の中そんなに甘くはなかったのです。

今まで二度ダイエットを試み、10キロ近く体重を落とした経験がありますので(もっとも、リバウンドとも無縁ではありませんでしたが‥‥)、これから三度目のダイエットをするしかないかと思っています。しかし、さすがに憂鬱です。夕食を軽めにして、まめに運動をする、たったこれだけのことですが、意志薄弱な人間には難行苦行に思えてきます。夕飯を軽めにしなければと思っただけで、空腹を覚えるのですから。

健康診断の際、「メタボの標準体重って、年齢に関係なく一律というのはおかしいんじゃないですか?」と言ったら、「それにしても、少しオーバーしてますね」と看護婦さんから嫌味を言われました。「そんな屁理屈を言う前にダイエットしなさいよ」と言いたかったのでしょう。
2008.04.08 Tue l 健康・ダイエット l top ▲