Googleでストリートビューというサービスがはじまったというので、さっそく試してみました。ストリートビューというのは、マウスを使って地図上の道を辿っていけば、実際の風景が写真で表示されるサービスです。しかも、それが360度の角度で見ることができるというので、「画期的」だとか言われていますが、実際の撮影はきわめて原始的な方法で行われており、360度撮影できるLadybug2というカメラを取り付けた車で公道を走って撮影しているのだそうです。当然、表示される画像(写真)はライブではなく、撮影した日時のものにすぎません。そのために、男性が職務質問を受けている場面が写っていたり、高校生同士のラブシーンが写っていたりと、早くもプライバシーの問題にからめて話題になっているようです。
写真は今のところ車が走ることのできる公道沿いだけで、路地の奥までは写っていませんが、しかし、それでも住所がわかれば個人の家が特定される危険性はありますね。実際に、私の住居は表通りにあるため、ばっちり写っていました。たまたま洗濯物を干してなかったのでよかったけど、もしベランダに洗濯物を干していたら、それも写っていたでしょう。
泥棒の下見に使われるのではないかという声もあるようですが、それより懸念されるのはやはり、ストーカーではないでしょうか。たしかに、地図を辿っていると、ある種のぞき趣味のような、そんな人間の劣情を刺激する面がなきにしもあらずです。自分の住居の写真をモニターで見たときは、やはり気色の悪さを禁じえませんでした。中には「楽しい」と言う人もいるようですが、それは自分の家が写ってないとかサービス対象外の地域に住んでいるとか、所詮他人事だからでしょう。
アメリカでは不動産会社の営業などに使われているそうですが、グーグルの狙いは、言うまでもなくこれをローカルサービス(Google - ローカル)などのリスティング広告に応用することなのでしょう(既に地図上ではリンクされています)。しかし、この場合、担保になっているのが私達のプライバシーだということも忘れてはならないのではないでしょうか。
写真は今のところ車が走ることのできる公道沿いだけで、路地の奥までは写っていませんが、しかし、それでも住所がわかれば個人の家が特定される危険性はありますね。実際に、私の住居は表通りにあるため、ばっちり写っていました。たまたま洗濯物を干してなかったのでよかったけど、もしベランダに洗濯物を干していたら、それも写っていたでしょう。
泥棒の下見に使われるのではないかという声もあるようですが、それより懸念されるのはやはり、ストーカーではないでしょうか。たしかに、地図を辿っていると、ある種のぞき趣味のような、そんな人間の劣情を刺激する面がなきにしもあらずです。自分の住居の写真をモニターで見たときは、やはり気色の悪さを禁じえませんでした。中には「楽しい」と言う人もいるようですが、それは自分の家が写ってないとかサービス対象外の地域に住んでいるとか、所詮他人事だからでしょう。
アメリカでは不動産会社の営業などに使われているそうですが、グーグルの狙いは、言うまでもなくこれをローカルサービス(Google - ローカル)などのリスティング広告に応用することなのでしょう(既に地図上ではリンクされています)。しかし、この場合、担保になっているのが私達のプライバシーだということも忘れてはならないのではないでしょうか。