万葉倶楽部前観覧車

一気に秋めいてきて散歩するにもいい季節になりました。いつものように時間ができたので、夕方、新港界隈を散歩しました。みなとみらいをぬけて、新港パークの入口にある万葉倶楽部の前でうしろを振り返ったら、視界いっぱいにイルミネーションで縁取られた観覧車が飛び込んできました。

それにしても、どうしていつもみなとみらいばかりなんだろうと思います。横浜にはそれしかないのかと思ってしまいます。もっとも、地元の人によれば、真偽のほどはわかりませんが、真向かいの横浜ワールドポーターズも一時撤退の噂があったそうです。なんとなくわかる気がします。

今、横浜では現代芸術の国際展・横浜トリエンナーレ2008が開催されています。ということは、先日の汽車道のモニュメントの工事も開港150周年のものではなく、その展示だったのかもしれません。馬車道の駅にもモニュメントが展示されていましたが、私にはどうということもない作品にしか見えませんでした。私は現代芸術にはどうもいまひとつ馴染めないところがあります。なんというか、どこぞのラーメン屋と同じでやたら講釈が多いからです。どうしてあんなに屋上屋に言葉を重ねなければならないのかと思ってしまいます。

ところで、この横浜トリエンナーレは、あまり話題にもならず、いまひとつ盛り上がりに欠けている気がしてなりません。10月4日~5日には野毛の大道芸大会(野毛大道芸 2008 オータムフェスティバル)がありますが、やはり、美空ひばりを生んだ横浜には、芸術より芸能の方が似合っているのかもしれません。
2008.09.28 Sun l 横浜 l top ▲