昨日、突然悪寒がしはじめ、熱がみるみる38度5分まであがりました。風邪かなと思ったのですが、咳や鼻水の症状はありません。さらに深夜になると頻繁にトイレに行くようになりました。いわゆる頻尿です。おしっこをしても残尿感があり、何度もトイレに行くのです。しかも、おしっこをするたびに下腹部が痛い。もちろん、尿の量は少量ですが、トイレから戻るとまた尿意をもよおし、我慢していると失禁しそうになるのです。結局、明け方まで何十回もトイレと寝室を行き来するはめになりました。

ところが、何の因果か、朝からどうしても欠かせない用事があったので出かけなければなりませんでした。高熱でしかも頻尿なので、電車も各駅停車に乗って駅ごとに下車してトイレに行くということを繰り返しました。さらに乗り換えの際は待っている時間が不安なので、駅を出てタクシーを利用しました。そして、やっと用事を済ませて帰宅してから、すぐに泌尿器科へ行きました。前に尿路結石の際に行った近くの総合病院に電話したところ、月曜日は泌尿器科の正規の診察日ではなく、担当医もいないので、予約の患者しか受け入れないということでした。それで仕方なくネットで調べて新羽の駅前にある泌尿器科のクリニックに行きました。

高熱がつづいていたので、診察を待つ間もベットで横になっていたほどです。おしっこを取ってくださいと言われて紙コップにおしっこを取ったところ、自分でもびっくりするくらい真っ赤な色をしていました。

検査は採血や採尿のほかに、下腹部のレントゲン、さらに「直腸診」と言うらしいのですが、ゴム手袋した先生が肛門に指を挿入して前立腺を触診しました(今もお尻の穴に違和感が残っています)。

自分ではいつもとは症状が違うもののやはり尿路結石に関連しているのではないかと思っていたのですが、先生の診断は結石とは関係なく、急性前立腺炎だということでした。細菌が入って前立腺が炎症をおこしているのだそうです。

「性病とかそういった思い当たることはないですか?」と訊かれたので、私はついムキになってしまいました。
「とんでもありません!先生。天地神明に誓ってそんなことはありません」
「別に天地神明に誓わなくてもいいですが(笑)」
「‥‥」

薬は、「細菌の感染を抑える」(要するに抗生物質)クラビットと「尿を楽に出せる」ハルナール、それに「熱を下げる」ボンタールカプセルをそれぞれ1週間分処方してくれました。これからも熱があがる可能性があるので、安静にするようにとの指示もありました。また、血液検査でもし「よくない結果」が出たら電話で連絡してくれるとのことでした。

まだ1回しか薬を服用していませんが、いくぶん楽になった感じです。それにしても、年2回健診を受けているにもかかわらず、このところ、毎年のように病院に駆け込んでいますが、やはり年なのでしょうか。若いときと違って堪え性がなくなったというか、身体の不調がすごく身にこたえます。それだけ体力がなくなっている証拠なのでしょう。
2009.08.17 Mon l 健康・ダイエット l top ▲