雪がふっていた

深夜、外を見たら雪がふっていました。

雪の夜というのはいつもと違う静寂につつまれて私は好きです。

雪の帰路ふと思いきり叫びたくも 凍てつく街に人影もなく

これは20代の頃、九州の田舎にいたときに詠んだ歌ですが、雪の夜はときに底なしのさみしさにおそわれることがあります。

当時、仕事の関係で、人口2万あまりの山間の小さな街に住んでいました。借りていたアパートは街を見下ろす山の上にあり、雪がふると車では帰れないので、歩いて帰らなければなりませんでした。この歌を詠んでまもなく、「やっぱり、もう一度東京に行こう」と決意したのでした。

小沢問題では、逮捕された石川知裕衆議院議員ら3人の拘置期限を迎える2月4日を前に、いろんな憶測が流れています。山岡俊介氏は、「ストレイドッグ」で、「検察が石川議員を起訴=小沢氏の幹事長辞任の可能性が濃厚で、関係者は固唾を飲んでその行方を見守っている」と書いていました。

東京地検特捜部の検事達は連日、酒を酌み交わしながら”小沢摘発”の気炎をあげていたそうですが、もしそれが本当なら、今度は子飼いの記者達も交えて祝杯をあげるのでしょうか。霞ヶ関から高笑いが聞こえてきそうです。あくまで「小沢辞任」が本当ならの話ですが。

いづれにしても、この手段を選ばない権力闘争に対して、民主党はあまりにもだらしがなさすぎます。ああ見えて民主党は意外としたたかだという声もありますが、これからの本気度を期待したいです。
2010.02.02 Tue l 日常・その他 l top ▲