今日は節分。最近は豆まきより恵方巻きが盛んで、コンビニに行くと店内のいたるところに恵方巻きのポスターが貼っていました。恵方巻きなんて私達の子どもの頃にはありませんでしたが、いつからこんな風習がはじまったのでしょうか。関東だけかと思ったら、どうやら元祖は大阪みたいです。

ちなみに、恵方巻きのようなのりで巻いた寿司を関東では「太巻き」と言いますが、九州では「巻きずし」と言います。子どもの頃は正月やお祭りや遠足など、いわゆる”ハレ”の日しか食べることができませんでした。巻きずしを切るときは、包丁を1回1回布巾でぬぐいながら切るのですが、私はそのとき母親から両端の不揃いな部分をもらって食べるのが楽しみでした。

夕方、郵便局に行った帰り、新横浜まで散歩しました。ついでに新横浜の駅ビルの三省堂で本を買って、さらに下のビックカメラをブラブラしていたら、もののはずみで(ホントにもののはずみで)モバイルパソコンを買ってしまいました。と言っても、100円です。私は携帯のデータ通信には前から興味があったのですが、説明を聞いていたら、そのままの流れで契約してしまったのです。ASUSのEeeパソコンで、通信用のモジュールも内蔵しているので、データカードなど外付けの通信機器は必要ありません。その点も気に入ったのですが。

余談ですが、ネットブックは、今や完全にASUSやAcerなど台湾メーカーの独壇場になっていますが、ネットブックというのはいわゆるボリュームゾーンの典型的な商品ですね。こういった100円パソコンに比べて、国産メーカーのパソコンはどうしてあんなに高いのだろうと思います。パソコンは水平分業型の商品なので、性能的に遜色はありません。つまり、国産のパソコンに価格が高い分の"価値"を見出すことはできないのです。せいぜいが「信頼」「ブランド」なんていう感覚的なものでしかなく、それを強引に「付加価値」と呼んでいるだけです。パソコンや周辺機器の分野でも、既に韓国や台湾のメーカーがグローバル化に成功して日本企業のはるか先を行ってますが、このようにネットブックのような商品にもこれからの時代を映す鏡があるように思います。

ちなみに、パソコンはこれでデスクトップが2台ノートが2台の計4台になりました(うち稼働しているのは3台)。でも、モバイルパソコンなんてホントに使うのでしょうか。冷静になって考えると、外にパソコンを持っていく機会も必要性もほとんどないのです。ちなみに、先日買った電子辞書もまったく使っていません。パソコンは100円でも、経費はプロバイダー代を含めて月に6千円ちょっとかかりますので、無駄といえば無駄です(解約するとべらぼうに高い解約料がかかるし)。
2010.02.03 Wed l 日常・その他 l top ▲