
昨日、飯田橋の外濠公園に花見に行きました。
ついでに靖国神社から千鳥が淵まで足を伸ばしましたが、大変な人出でした。靖国神社などは文字通り芋を洗うが如しの状態でした。
また、千鳥が淵に入る表の通りに長い人の列ができていたのにもびっくりしました。内濠を周遊する桜並木をそぞろ歩きするのに順番待ちをしている人達だったのです。
サラリーマン時代、市ヶ谷に会社があった関係で、もう10数年来、桜の季節になるとこのあたりに通っていますが、なんだか年々人が多くなっていく感じです。
日本人というのは、桜の花に特別な思い入れを持っているんだな、とあらためて思いました。別に靖国神社に行ったからではありませんが、自分の生まれたこの「日本」という国に対して少し感傷的な気分になりました。
そして、若かりし頃に読んだ福島泰樹さんという歌人のこんな歌を思い出しました。
東京に未練はなきを肩に降る 九段の桜白山の雪