表参道_2971

東京第5検察審査会による小沢強制起訴の議決のニュースで、いろんなことを考えました。この問題は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件や大阪地検特捜部の改竄隠ぺい事件など一連の問題とどこかでつながっているように思えてなりません。小沢氏は側近の議員に「これは権力闘争だぞ」と言ったそうですが、その言葉が全てを物語っているのではないでしょうか。権力内部ですさまじい暗闘がくり広げられていることは容易に想像できます。

ただ、ひとつだけ言えるのは、ドルが崩壊してアメリカが超大国の座から転落するのは間違いない。そして、世界は多極化し、アジアは中国とインドを中心にまわっていくのも間違いない。いづれアメリカがアジアから手を引くのも間違いないのです。アメリカからけしかけられて高上りした対米従属派も、いつなんどき梯子を外されるとも限らないのです。

もうひとつ、ホッとしたニュースがありました。ノーベル文学賞で村上春樹が受賞を逃したことです。まかり間違って受賞なんてことになったら、マスコミは連日、村上春樹マンセー!の連呼になるでしょう。とりあえずそんな悪夢のような光景を見ずに済んだことは、慶賀すべきことです。

いつものように午後から郵便局に行きました。しかし、二つある窓口がいづれも手続きに手間取っていたため、順番待ちの白線の前で待つことになりました。奥の席では職員達が談笑していましたが、誰も応対する者はいません。

そして、やっと窓口が空いたので私の番だと思ったら、横から主婦らしき女性が割り込んできてさっさとカウンターに郵便物を出したのでした。それで、私は、「あのね~、見たらわかるでしょ? みんな、待ってるんだから。ちゃんど順番にやろうよ」と言いました。すると、割り込み主婦はぶうたれたような顔をして、郵便物を手に列のうしろに並んだのでした。どう考えても並んでいるのを気が付かないわけがないです。わかっているけど、注意されなければもうけものと思っているのでしょう。見て見ぬふりをする窓口の職員にも「注意ぐらいすべきじゃないの?」と言ったら、やはりぶうたれたような顔をしてこっちを見ようともしません。小言幸兵衛みたいでいやになりましたが、まったくどいつもこいつもと思いました。

そのあと、原宿と渋谷に行きました。朝、体重計に乗ったら、「停滞期」の体重をやや下回っていたので気が緩んだのか、久しぶりにまい泉でかつ重(しかも大盛)を食べました。表参道は見事なくらい有名ブランドのショップが並んでいますが、通りを歩きながらこういうのってもう古いよなとあらためて思いました。有名ブランドがけん引する”モードの時代”はもう終わりつつあるのではないでしょうか。すれ違う女の子達を見ていると、一見自由のように見えるけどホントは息苦しいほど不自由なんじゃないかなと思いました。

原宿から渋谷まで歩いて用件を済ませたあと、疲れたので休憩しようと東急ハンズの前のルノアールに行きました。ルノアールに入って禁煙席に座ったものの、分煙といっても形だけで窓際は仕切り板が途中までしかないのです。そのために、禁煙席まで煙が入ってきて、店全体が煙草臭くてなりませんでした。それで、すぐに出ました。ルノアールファンとしては残念ですが、やはり全店禁煙のスタバなどが無難だなと思いました。

帰って再度体重計に乗ったら、1.5キロ増えていました。あのかつ重大盛が1.5キロもあったのかと思いましたが。

2010.10.07 Thu l 日常・その他 l top ▲