寂寥感におそわれる年の瀬。いつから年の瀬がこんなにさみしいものになったんだろうと思います。
当たり前のことですが、愚かな人間は自分が愚かであるという自覚はありません。どう考えても自滅への道を歩みはじめているとしか思えない菅政権などはその最たるものでしょう。菅政権はもはや錯乱状態に陥っているのではないかという声さえありますが、たしかに異常としか言いようのない事態がつづいていますね。さしずめ私が清水寺の貫主なら、今年を表す漢字として「愚」と書くでしょう。
冬休みになって朝夕の電車もめっきり空いてきました。大学なんて都会にある必要はないんだから、地方に移転させればいいんだ、と言ってた人がいましたが、学生がいなくなりいくらか居心地がよくなった車内を見ると、それも一理あるなと思います。テレビの意見広告にもありましたが、ハタ迷惑も考えずに足を組んで座席を占領し、ヘッドホーンの音楽に頭をゆらしている大学全入時代の××学生を見ると、ホントにどっかに行ってくれと言いたくなります(ただ、ミニスカートの女子学生は別ですが)。
ところで、男と女が別れた真相なんて誰にもわからないと思いますが、芸能人に限ってはマスコミの格好の標的になり、結局誰が悪いかという話になってしまうようです。上野千鶴子さんの「ミソジニー」風に言えば、二人の女性を手玉に取っていた男が悪いということになるのでしょうが、いくら離婚が納得いかなったとは言え、山路徹氏と麻木久仁子さんとの「不倫」をツイッターで暴露した大桃美代子さんの”自爆テロ”には、今さらながら女の嫉妬の怖さ(別名「愛の執念」ともいう)を見せつけられた気がしました。ことの重大さに気付いて投稿を削除し、「軽率な行為だった」「未熟だった」と反省してみせてももうあとの祭りなのです。これも「愚」と言うべきでしょう。
それにしても、いつものことですが、「不倫」だとか「重婚」だとか、一体いつの時代の話なんだと思います。芸能レポーター達は、芸能人のゴシップになると、まるで国防婦人会ばりの古色蒼然たる価値観を持ちだして、正義のお裁きごっこをはじめるのです。もっともそうやってお茶の間に”蜜の味”を提供するのが彼らの役割なのでしょうが。まったく下劣な連中です。
また、記者会見で麻木久仁子さんが、苦し紛れだったのか、別れた理由として、山路氏に金銭的な援助をしてきたことに「疲れたから」と言ってましたが、いやしくも夫婦だったんだし、それにジャーナリストとしての山路氏の仕事を尊敬していたと自分でも言っていたのですから、今更そんな言い方はないだろうと思いました。
余談ですが、麻木さんの発言に対して、海老蔵と同じ1泊6万円の虎ノ門病院の特別室に入院していた鳥越俊太郎が、山路氏が代表をつとめるAPF通信社のような独立系ジャーナリズムはどこも金銭的に困っているなどとコメントしていたのを見るにつけ、よく言うよと思いました。
一方、私はと言えば、昨日も郵便局で「いつまで待たせるんだ!」と大声を出してしまいました。まったく、このような妄言を含めて、永井荷風のように偏屈で、岸部シローのようにネガティブな老人に、また一歩近づいたなと思う今日この頃です。
当たり前のことですが、愚かな人間は自分が愚かであるという自覚はありません。どう考えても自滅への道を歩みはじめているとしか思えない菅政権などはその最たるものでしょう。菅政権はもはや錯乱状態に陥っているのではないかという声さえありますが、たしかに異常としか言いようのない事態がつづいていますね。さしずめ私が清水寺の貫主なら、今年を表す漢字として「愚」と書くでしょう。
冬休みになって朝夕の電車もめっきり空いてきました。大学なんて都会にある必要はないんだから、地方に移転させればいいんだ、と言ってた人がいましたが、学生がいなくなりいくらか居心地がよくなった車内を見ると、それも一理あるなと思います。テレビの意見広告にもありましたが、ハタ迷惑も考えずに足を組んで座席を占領し、ヘッドホーンの音楽に頭をゆらしている大学全入時代の××学生を見ると、ホントにどっかに行ってくれと言いたくなります(ただ、ミニスカートの女子学生は別ですが)。
ところで、男と女が別れた真相なんて誰にもわからないと思いますが、芸能人に限ってはマスコミの格好の標的になり、結局誰が悪いかという話になってしまうようです。上野千鶴子さんの「ミソジニー」風に言えば、二人の女性を手玉に取っていた男が悪いということになるのでしょうが、いくら離婚が納得いかなったとは言え、山路徹氏と麻木久仁子さんとの「不倫」をツイッターで暴露した大桃美代子さんの”自爆テロ”には、今さらながら女の嫉妬の怖さ(別名「愛の執念」ともいう)を見せつけられた気がしました。ことの重大さに気付いて投稿を削除し、「軽率な行為だった」「未熟だった」と反省してみせてももうあとの祭りなのです。これも「愚」と言うべきでしょう。
それにしても、いつものことですが、「不倫」だとか「重婚」だとか、一体いつの時代の話なんだと思います。芸能レポーター達は、芸能人のゴシップになると、まるで国防婦人会ばりの古色蒼然たる価値観を持ちだして、正義のお裁きごっこをはじめるのです。もっともそうやってお茶の間に”蜜の味”を提供するのが彼らの役割なのでしょうが。まったく下劣な連中です。
また、記者会見で麻木久仁子さんが、苦し紛れだったのか、別れた理由として、山路氏に金銭的な援助をしてきたことに「疲れたから」と言ってましたが、いやしくも夫婦だったんだし、それにジャーナリストとしての山路氏の仕事を尊敬していたと自分でも言っていたのですから、今更そんな言い方はないだろうと思いました。
余談ですが、麻木さんの発言に対して、海老蔵と同じ1泊6万円の虎ノ門病院の特別室に入院していた鳥越俊太郎が、山路氏が代表をつとめるAPF通信社のような独立系ジャーナリズムはどこも金銭的に困っているなどとコメントしていたのを見るにつけ、よく言うよと思いました。
一方、私はと言えば、昨日も郵便局で「いつまで待たせるんだ!」と大声を出してしまいました。まったく、このような妄言を含めて、永井荷風のように偏屈で、岸部シローのようにネガティブな老人に、また一歩近づいたなと思う今日この頃です。