鶴岡八幡宮00530

遅ればせながら鎌倉の鶴岡八幡宮に初詣に行きました。

私と同じようにまだ初詣に来ている人もいるのか、参拝客も普段の平日より多い感じでした。ここでも中高年(どっちかと言えば初老)の人たちが目立ちました。鎌倉はどこに行っても彼らの天下です。そして、電車に乗れば我先にシルバーシートに殺到するのです。この前の記事のつづきではありませんが、シルバーシートは、ちい散歩ごっこしているようなおっさんやおばさんたちのためにあるのではないでしょう。先日も若い女の子たちが「若者がどうだとか言うけど、電車のなかでいちばんマナーが悪いのは年とったおじさんやおばさんたちでしょ」と言ってましたが、そのとおりですね。電車のなかに限らず、スーパーのレジでも郵便局の窓口でも舗道でもどこでもそうです。

ところで、最近どうしてこんなに中高年の人たちの悪口を言うんだろうと思います。年齢が離れていた若い頃は、もっと鷹揚な態度でみていたように思います。しかし、年齢が近くなると、彼らのアラがやたら目に付いてならないのです。おそらくそれは、彼らに明日の自分をみているからでしょう。いわば近親憎悪のような心理がはたらいているのかもしれません。

大石段をのぼった本宮の前に、びっくりするくらいきれいな女の子が立っていました。傍若無人なおっさんやおばさんたちのなかでは、まるで天女みたいに光り輝いているのでした。私は、きれいな娘をみて感激する自分に逆に感激しました。まだそういう感覚が残っているのがうれしかったのです。

お守りを買おうかと思いましたが、お守りを買うと運が悪いのを思い出し、買うのをやめました。帰りは戸塚から市営地下鉄に乗り替えて関内で降り、伊勢佐木町の有隣堂で本を買って帰りました。

鶴岡八幡宮00515

鶴岡八幡宮00494
2012.01.19 Thu l 鎌倉 l top ▲