2012年8月21日01

ダイエットはいっこうに進んでいません。3キロくらい減ったのですが、その後、一進一退をくり返しています。もっとも、以前のように熱が入っていませんので、それも当然ですが。

今日もふと思いついて、夕方から散歩に出かけました。なんと10日ぶりくらいの散歩でした。定番の大桟橋から赤レンガ界隈を歩きました。

大桟橋に向かっていると、海からの風に乗って潮の香りが漂ってきました。なんだか子どもの頃の別府の海を思い出しました。最近、『絵はがきの別府・古城俊秀コレクションより』(松田法子著・左右社)という本を買ったばかりなので、なにかにつけ別府のことが思い出されてならないのです。

この『絵はがきの別府・・・』は感涙ものでした。郷愁をそそられるにはあまりある本です。以下は、Amazonで紹介されている「内容」です。

古城俊秀コレクション…大分萩原郵便局局長を務めた古城俊秀氏による驚くべき絵はがきコレクション。明治末期から昭和初期、絵はがきの黄金時代に発行されたはがきから、大分に関するもの、各種交通機関、干支、こどもの遊びなどのテーマで収集され、総数はおよそ6万枚にもおよぶ。本書では別府の近代をテーマに都市史専門家の手で厳選された、資料的価値、図案の巧みさ、色彩の美しさに優れた600枚をはじめて公開する。ひとつの都市の近代史が、表情豊かな写真絵はがきから甦るさまが驚きとともに感じられるだろう。
(「BOOK」データベースより)


大桟橋では、しばらく夕闇に沈む海を眺めました。「くじらのせなか」には、同じように海を眺める人たちが集まっていました。こういった光景が身近にあるというのが、横浜の魅力です。

夏の夕方、海辺の町に行くと、近所の人たちが防波堤にすわって、おしゃべりに興じながら海を眺めている光景によく出くわしますが、横浜にも似たような光景があるのです。潮の香りとともに、すごくなつかしい気持になりました。

何度も同じことをくり返しますが、思えば遠くに来たものです。こうしてひとりで横浜の海を眺めているのも不思議な気さえします。

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