昨日(18日)は、私の誕生日でした。

17日に25回目の誕生日だったAKB48の大島優子は、ディズニーランドのホテルに泊まった際、ミッキーとミニーから「お誕生日おめでとう」というメッセージが留守電に入っていて感激したそうですが、私には1件の留守電も入っていませんでした。

昨日かかってきたのは、墓地のセールスの電話だけです。誕生日のお祝いは、通販会社からポイントサービスのハガキが来ただけです。それどころか、昨日は、病院で実に恥ずかしい(屈辱的な)検査を受けるはめになったのでした。

ズボンとパンツを下げ、下半身をむき出しにして、ベットに仰向けに寝るように指示されました。そして、「両手で膝を抱えるようにしてください」と言われました。

「上体はそのままにして、お尻を大きく持ち上げるようにしてください」「そうです。そうです」「じゅあ、いいですか。楽にしてください。入れますよ」と先生の声。

「エエッ、入れるって、何を?」と思う間もなく、いきなり冷たい感触の器具がお尻の穴に挿入されたのです。

「もっと膝を手前に引いてお尻を大きく持ち上げてください」
私は唸りながら、両手に力を入れました。すると、今度は「楽にしてください」と言うのです。「おい、どっちなんだ」と言いたい気持でした。

先生は容赦なく、お尻のなかで器具をぐりぐりまわしています。そのたびに私は、口から声が漏れそうになるのを必死で堪えていました。

一方、肛門を刺激されたせいか、徐々に便意をもよおしている自分がいました。「このままではウ×コが漏れる」 そう思うと、いっそう危機感におそわれました。でも、堪えなければならない。額に汗が滲んできたのがわかりました。私は放心したように、膝を抱えたまま、目を見開いて天井を見つめていました。

検査の結果は、現状維持、つまり、このまま経過を見ることになりました。つぎの段階に進まなくてホッとしました。

処方箋をもらって病院の階段を降りるとき、まだお尻に異物が残っている感覚があって、心なしか内股で歩いている自分がいました。ホモってこんな感じなんだろうか、そのうちこれが快感になるんだろうか、なんてつい余計なことまで考えてしまいました。

まったくよりによってという感じですが、これが大島優子とは似ても似つかない私の誕生日でした。
2013.10.19 Sat l 日常・その他 l top ▲