Tポイントがたまったので、Yahoo!ショッピングでニューバランスのスニーカーを買おうと思いました。
ところが、3店舗に注文したのですが、いづれも「メーカー在庫なし」でキャンセルになったのでした。私も欠品が生じてお客様にご迷惑をおかけすることがありますので、あまり偉そうなことは言えませんが、しかし、3店舗もつづけて「ショップの都合」でキャンセルなんてあるでしょうか。
スニーカーと言っても、別に品薄になるような人気の品番ではありません。ごく普通の型です。いづれも注文時は「在庫あり」で注文を受け付けたのです。しかし、後日「完売していました」という連絡が入り、キャンセルになったのでした。Tポイントは5000ポイント利用していましたが、キャンセルになっても即時に返ってくるわけではなく、1日~2日おいてから返却になりました。それを性懲りもなく3回も繰り返したのです。一連の経緯を見ると、3店舗とも在庫を抱えないで商売をしていたとしか思えないのです。
私は、これはYahoo!ショッピング無料化の負の面が出ているように思えてなりません。ヤフオク!などでも、落札したものの、「欠品です」と出品者の都合で一方的にキャンセルになる場合がありますが、無料化によって安易な考えの業者が出店し、Yahoo!ショッピングもヤフオク!と同じようにモラルハザードがおきているのではないでしょうか。
「ヤフオク!ヘルプ」では、入札者に対して、「落札したらキャンセルできません」と謳っています。そして、「落札者が『落札者都合』で落札を取り消すと、出品者から落札者に対して自動的に『非常に悪い』の評価がつきます」と注意書きがあります。このように、落札者にはきびしくモラルの遵守を義務づけているのですが、出品者は「平気」で欠品しましたと言って寄越すのです。
これは、今回のTポイントにしても同様です。ショップの都合でキャンセルになったのに、どうしてTポイントの返却に時間がかかるのか。そのために、すぐにポイントを使って買い物ができないのです。
「Yahoo!ショッピングヘルプ」では、「注文をキャンセルした場合」のポイントについて、次のように書かれていました。
ここで書かれているのは、あくまでユーザー(購入者)の都合でキャンセルした場合です。ショップの都合でキャンセルした場合のことは想定してないかのようです。Yahoo!はどっちを向いて商売をしているのかと言いたくなりますが、ただ、Yahoo!はあくまで金を掘る人に道具を売るのが商売なので、ユーザー(購入者)目線が欠けるのは当然と言えば当然かもしれません。
また、先日利用したファッション関連のショップでは、注文の際プルダウンで商品の色の品番を選択するようになっていたものの、肝心な色見本の画像も説明もありませんでした。それでは記載されている品番がどの色なのかわからず、選択のしようがありません。それで、ショップにメールで問い合わせたところ、「楽天のほうのショップで色を確認してください」という返事が来て唖然としたことがありました。
Yahoo!は、無料化に伴い、楽天など他のモールに出店しているショップは優先的に開店できるキャンペーンをしていましたので、おそらくそのショップもどうせ無料だからとYahoo!にも出店したのでしょう。メールには、「早急に手直しします」と書いていましたが、ひと月以上経った今も手直しされておらず、ほとんど放置といった感じです。
Yahoo!ショッピングの無料化は、結局、ショッピングのヤフオク!化(質の低下)をもたらしたのではないのか。無料化によって、Yahoo!ショッピングは、文字通り枯れ木も山の賑わいのようになりつつありますが、枯れ木は所詮枯れ木でしかありません。
もっとも、Yahoo!にしても、いつまでも無料にするつもりはないのかもしれません。無料化で出店者を募り、出店者を囲い込んだら有料にするという、かつてヤフオク!でとったようなしたたかな戦略も考えているのかもしれません。
これでは、楽天の独走に歯止めをかけるのは夢のまた夢のような気がします。むしろ逆に、ますます客離れを招くことにもなりかねないのではないでしょうか。これが孫正義会長の言う「eコマース革命」なのか、と皮肉のひとつも言いたくなりました。
>> eコマース革命
ところが、3店舗に注文したのですが、いづれも「メーカー在庫なし」でキャンセルになったのでした。私も欠品が生じてお客様にご迷惑をおかけすることがありますので、あまり偉そうなことは言えませんが、しかし、3店舗もつづけて「ショップの都合」でキャンセルなんてあるでしょうか。
スニーカーと言っても、別に品薄になるような人気の品番ではありません。ごく普通の型です。いづれも注文時は「在庫あり」で注文を受け付けたのです。しかし、後日「完売していました」という連絡が入り、キャンセルになったのでした。Tポイントは5000ポイント利用していましたが、キャンセルになっても即時に返ってくるわけではなく、1日~2日おいてから返却になりました。それを性懲りもなく3回も繰り返したのです。一連の経緯を見ると、3店舗とも在庫を抱えないで商売をしていたとしか思えないのです。
私は、これはYahoo!ショッピング無料化の負の面が出ているように思えてなりません。ヤフオク!などでも、落札したものの、「欠品です」と出品者の都合で一方的にキャンセルになる場合がありますが、無料化によって安易な考えの業者が出店し、Yahoo!ショッピングもヤフオク!と同じようにモラルハザードがおきているのではないでしょうか。
「ヤフオク!ヘルプ」では、入札者に対して、「落札したらキャンセルできません」と謳っています。そして、「落札者が『落札者都合』で落札を取り消すと、出品者から落札者に対して自動的に『非常に悪い』の評価がつきます」と注意書きがあります。このように、落札者にはきびしくモラルの遵守を義務づけているのですが、出品者は「平気」で欠品しましたと言って寄越すのです。
これは、今回のTポイントにしても同様です。ショップの都合でキャンセルになったのに、どうしてTポイントの返却に時間がかかるのか。そのために、すぐにポイントを使って買い物ができないのです。
「Yahoo!ショッピングヘルプ」では、「注文をキャンセルした場合」のポイントについて、次のように書かれていました。
注文後、キャンセルした場合は、ストアでのキャンセル手続き完了後に利用予定のポイントが返却されます。返却時期は、ストアやキャンセルのタイミングによって異なります。ポイント通帳にてご確認ください。
ここで書かれているのは、あくまでユーザー(購入者)の都合でキャンセルした場合です。ショップの都合でキャンセルした場合のことは想定してないかのようです。Yahoo!はどっちを向いて商売をしているのかと言いたくなりますが、ただ、Yahoo!はあくまで金を掘る人に道具を売るのが商売なので、ユーザー(購入者)目線が欠けるのは当然と言えば当然かもしれません。
また、先日利用したファッション関連のショップでは、注文の際プルダウンで商品の色の品番を選択するようになっていたものの、肝心な色見本の画像も説明もありませんでした。それでは記載されている品番がどの色なのかわからず、選択のしようがありません。それで、ショップにメールで問い合わせたところ、「楽天のほうのショップで色を確認してください」という返事が来て唖然としたことがありました。
Yahoo!は、無料化に伴い、楽天など他のモールに出店しているショップは優先的に開店できるキャンペーンをしていましたので、おそらくそのショップもどうせ無料だからとYahoo!にも出店したのでしょう。メールには、「早急に手直しします」と書いていましたが、ひと月以上経った今も手直しされておらず、ほとんど放置といった感じです。
Yahoo!ショッピングの無料化は、結局、ショッピングのヤフオク!化(質の低下)をもたらしたのではないのか。無料化によって、Yahoo!ショッピングは、文字通り枯れ木も山の賑わいのようになりつつありますが、枯れ木は所詮枯れ木でしかありません。
もっとも、Yahoo!にしても、いつまでも無料にするつもりはないのかもしれません。無料化で出店者を募り、出店者を囲い込んだら有料にするという、かつてヤフオク!でとったようなしたたかな戦略も考えているのかもしれません。
これでは、楽天の独走に歯止めをかけるのは夢のまた夢のような気がします。むしろ逆に、ますます客離れを招くことにもなりかねないのではないでしょうか。これが孫正義会長の言う「eコマース革命」なのか、と皮肉のひとつも言いたくなりました。
>> eコマース革命