糖質制限ダイエットをはじめてからちょうど1ヶ月が経過しました。只今の体重は、6.5キロ減です。

白米は1食に付きおにぎりを1個食べる程度で、あとはもっぱら魚と肉と野菜(サラダ)で腹を満たしています。

よく言われることですが、糖質制限ダイエットのメリットは、糖質=炭水化物さえ制限すれば、あとはいくらでも食べていいので(空腹とは無縁なので)、そんなにストイックにならずにつづけられることです。今までの経験から言っても、(極端なことを言えば)糖質制限ダイエットができなければ、もうなんのダイエットもできないような気がします。それくらいハードルの低いダイエットです。

ところで、ダイエットをはじめると、それは健康によくないとかなんとか必ず茶々を入れてくる人間がいますが、そんな人間に限って、なんのダイエットも自己管理もできない口先だけの人間と相場が決まっています。しかも、彼らが口にしているのは、ネットで仕入れたネガティブな似非知識でしかありません。

ニートやネトウヨの例をあげるまでもなく、ネットは必ずしもその人の人生を豊かにするわけではありません。類は友を呼ぶネットで自己を合理化する屁理屈を覚え、ますますリアル社会に適合できなくなる”不幸”だってあるのです。ネットのない時代であったなら、ニートやネトウヨも、妄想と現実をはき違えることなく、自己を対象化して現実を生きる術を身に付けることができたかもしれないのです。

そんな”不幸”は、パソコン遠隔操作事件の片山祐輔被告にも見てとれます。片山被告が、荒川の河川敷に埋めたスマホから送信した自作自演のメールを読みましたが、ネトウヨと見まごうようなひどいヘイト・スピーチの羅列で、彼もまた、妄想と現実をはき違え、ネットで得た”全能感”によって自分を見失った典型的なネット人間と言えます。もっとも、テレビに映った彼を見ると、とてもリアル社会に適合できるような人間とは思えません。はっきり言って、変なのです。おかしい。ネットが先かメンヘラが先かわかりませんが、常に生きづらさを抱えて生きてきたのではないでしょうか。イジメに遭っていたからかもしれませんが、あの薄笑いに相反してなんだかすごくつらそうに見えました。

ダイエットは誰のためでもなく自分のためです。ダイエットはごまかしようのないきわめてリアルで身体的な問題です。牽強付会な言い方になりますが、「ネットがすべて」「ネットこそ真実」の人間は、そんな自己を対象化する契機をもたない、文字通りダイエットなどとは対極にいるヘタレで”不幸”な人間と言えるのではないでしょうか。彼らが「カルト化」するのは理の当然なのです。
2014.05.21 Wed l 健康・ダイエット l top ▲